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…━━「ま…まずいぞ!」 思わず口走る俺。 何が『まずい』のか具体的には解らない。 だが『まずい』のだ、この二人を会わせる事は! そう思うのは古泉に言われたから? 違う!それだけじゃない、何か今…直感の様なものを感じた…! 白色の静けさを湛えた、真冬の日差しが差しこむ会社前の路地。 目の前の課長に、その背後から歩み来る女房… 二人の『ハルヒ』が今、俺の目の前で極限にまで接近している。 そして、何気無く振り返る課長… 「ま…待て…待ってくれ…」 思わず呟く。 …その瞬間! 目に見える全てのモノが闇に包まれ、俺の視界から消えた━━… 【HOME…SWEET HOME】 第5話「…忘れないで」 ━1━ 例えば目に写る全てがテレビに映された映像の様なものであったとしたら、そのスイッチを誰かに突然消されてしまった様な瞬間… その後に現れた果てしなく続く闇… その中で今、俺は呆然と立ち尽くしている。 何が起こったのか皆目見当が付かない。 だが昨日古泉が言っていたのは、おそらくこの事なんだと混乱した脳裏に浮かぶ。 (俺は…どうなっちまったんだ…) 必死に辺りを見回す。 右も左も、上も下も判らない様な奇妙な空間に、ある種の目眩の様な感覚を覚える。 (な…なんだ?何が起ったんだ…) 必死に手をかざして辺りを探りながら、自分を取り巻く全ての方向を凝視する。 すると…遥か彼方に一筋の光が射すのが見えた。 そして、その光は扇形に広がりながら目の前の闇を淘汰して行く… 眩しい… 思わず目を閉じる俺。そして目を開けると… そこは、先程の会社前の路地だった。 「な…何だったんだ、今のは…」 囈の様に呟く。 それと同時に全身の力がスッと抜けて、思わず両膝を地面に着いた。 「ちょっと、キョン!どうしたのっ?大丈夫?」 呼び掛ける声が聞こえて思わず戸惑う。 戸惑いの理由は言うまでもなく、声の主がどちらのハルヒのモノだか判らないからだ。 「え…ええ、大丈夫…です」 「そう?なら良いけど…。じゃあ、先にオフィスへ行っているわね?」 課長か…。 俺は深く息を吸い、まだ少し震えてる足でアスファルトを踏みしめて立ち上がった。 (そうだ…ハルヒ…) 携帯を受けとらなければならなかった事を思い出して、辺りを見回す… (あれ?居ない…) 確かにコチラに歩いて来ていた筈のハルヒが、そこに居ない。 何だ?ハルヒは… 何処に行っちまったんだ… (…そうだ!) 俺はつい、いつもの癖で無意識のうちに上着の内ポケットに手を入れた。 そして思わず、無い筈の携帯を指先で探してしま… って、あれ? 携帯がある… 何で俺、携帯を持ってるんだ? ポケットの中には家に忘れてきた筈の、まだハルヒから受け取っていない筈の携帯が確かにある… (………?) 俺は何とも言えない不思議な気持ちを抱きながらも、その携帯を静かに開いた。 そして、いつも通りに短縮呼び出しのボタンを押す。 (短縮の00…ん?な…なんだ?これ…) ハルヒの番号が無い! 短縮の00にいつだって登録してあった筈だ! 一番よくかける番号だから、一番始めに登録してあった… 間違って消しちまう事なんて有り得ない。 それにこれは、家に忘れた筈の携帯だ。 本当に受け取った覚えはない…ぞ? 大体、これを届けに来てくれた筈のハルヒは何処に居るんだ!? 混乱する俺の頭の中… でも少しだけ、把握しかけた事がある… そして、それを認識すると同時に感じる、吐き気がするぐらいの胸の動悸と口の中が酸っぱくなる感触… まさか… まさか…まさか… まさか!! 気が付くと俺は、古泉達が居たあの店へと走り出していた。 会社から駅前までは、歩いてもそう遠くはない。 だが仮にどんなに遠かったとしても、今なら迷わず自分の足で向かってしまうだろう。 それ程に必死だ、今の俺は。 とにかく、古泉達に会って確かめる必要がある。 先程起こった全ての出来事と、携帯やハルヒの事を! 会社前の路地から表通りへ… そして表通りから再び別の路地裏へ… そしてあの妙な雰囲気の店へ… 前のめりに倒れそうになりながらも夢中で走る。 膝と足の裏が焼けそう…全力疾走も良いところだ。 やがて、昨日訪れたばかりのその場所に着いた俺は、思わず自分の目を疑った。 「………?」 同時に感じる言葉にならない失望感… 店が無い。 店が在った筈の場所は、まるで工事現場の様なフェンスに囲まれていた。 途切れたフェンスの隙間から見える景色に、現在ここが空き地である事を把握する。 (何て事だ…) 店が在って長門が不在、という事なら解る。 だが、店自体が無い! 古泉は確か、「ここはその為の場所」と言っていた。 なのに何故、肝心なこの時にこんな… 先程の闇の中同様、再び立ち尽くす俺。 するとその時、ポケットの中で携帯が震えた! (古泉?いや長門…朝比奈さんか?) そう思う事に根拠は無い。だが… 俺は定まらない手元で携帯を取り出し、地面に落としそうになりながらも慌てて開く。 「もしもし!?」 「ああ…キョン君!僕です、古泉です」 「ああ、判るさ!それよりハルヒが…」 「………」 「…古泉?」 「…ええ、聞こえてます。その件で今、電話をしました。そちらの番号が不明でしたので、少々イリーガルな手段で調べさせて頂きましたが…」 「そんな事はどうでもいい!ハルヒが…ハルヒが消えちまったみたいなんだ」 「ええ…」 「ハルヒは何処に行った!?それに…さっきのは一体…」 「落ち着いて下さい、今説明しますから」 「お…落ち着けって、お前…」 ここまで言いかけて、俺は電話の向こうの古泉の様子から「ある事」に気が付いた。 (おそらく古泉は知っている…先程の出来事も、それが何だったのかも…) 「貴方の奥さん、もとい『涼宮ハルヒ』は先程消滅してしまいました」 「…っ、消滅!?」 「ええ。その存在の全てがこの世界から消えてしまったんです」 「…どういう事だよ」 「いえ…この様な事態は我々も… ただ、二人を接触させれば何かが起こる事は予測出来ていたんです。 いくつかのケースを想定して対処方法も用意してありました。しかし…」 古泉は俺には到底不可解な言葉を並べて見せながら、色々と説明を続ける。 だが俺は、つい先程受けた言葉に例えきれない程の衝撃を受け、古泉の話などは頭の中に取り込む余裕など無い。 先程受けた言葉… 『ハルヒが消滅』 消滅って、一体なんだ…? どうして… こんな事になった… 「……し……ン君」 「…………」 「……しもし?」 「……………」 「もしもし!キョン君?聞こえていますか!?」 「………! あ…ああ…」 「とにかく、鈴宮春日がこの世界で涼宮さんに代わる存在となった訳です」 「…なあ、古泉」 「はい?」 「…嘘だよな」 「………」 「嘘だと言ってくれ、頼む…」 「いいえ…残念ながら…」 それまで相変わらずの饒舌を維持していた古泉だったが、俺の問掛けに思わず言葉を詰まらせた。 そして、その様子自体がその問掛けに対する最も的確な答えに感じた俺は「そんな……」と言いかけて、同じく黙りこんだ。 (どうにもならない事なのか…?俺は…どうしたらいい?) 「…しかし、貴方はこれにより新しい使命を帯た事になります」 突然、古泉が自ら造った沈黙を破る。 「使命…だと?」 「貴方は選ばれたのですよ?再び…『スズミヤハルヒ』に」 「…何?」 「かつて涼宮さんがそうであった様に、新しいスズミヤハルヒも貴方を望んでいるのですから。それは先程、説明した通りですが?」 先程?…聞いていなかった… いや、聞く余裕などあるものか! 古泉!俺が今お前の口から聞きたいのは、そんな言葉じゃないっ! 「……貴様っ! 本気で言ってるのか?大体、使命って何だよ!ハルヒが消えちまったんだぞ?なんとかしようとか思わないのか!?」 「…なんとか出来ないんですよ、今回ばかりは」 「そんな…」 「また連絡します、新しい『スズミヤ』さんにも一度お目にかかりたいですしね。それでは…」 「ま…待て!待ってくれ…」 電話は一方的に切れた。 俺はただ…呆然と立ち尽くすだけだ… 消滅?新しいハルヒ?それに選ばれた俺? 馬鹿な…! …とりあえず冷静になろう。 そうだ、今は職場に戻るべきだ。 今日は外回りの予定もあるしな。 そして終わったら、いつも通りに家に帰ろう。 以外と何事も無かった様に、ハルヒが家に居るかもしれない。 いや、そんな筈は無いか… でも、また「なんとか」出来てしまうかもしれないだろ? それに…そうだ、今日の夕食当番はハルヒの筈だ。 また、器用に何か旨いモノを作って食わせてくれるに決まっている… 必死に取り戻した不完全な平常心にしがみつき、俺は向き直る。 そして深呼吸を1つ… 治まらない動揺と困惑が、絡み付く様に足取りを重くする…が前を向いて、前を向いて… 俺は会社へと戻る道を歩き始めた。 ━2━ あれから、どれくらい時間が過ぎただろうか。 今俺は自宅に居て、リビングの真ん中に寝転んで、ただ天井を見上げている。 実は、つい先程まで… おそらく俺は錯乱していた。 そして、年甲斐もなくポロポロと泣いたりもした。 その理由は他でも無く、この部屋の中の状態にある。 数時間前、俺は普段通りに仕事を終らせて帰宅した。 昼間に古泉が言っていた事や、ハルヒが姿を消した事が気掛かりではあったものの、心の何処かで「また、なんとかなるんじゃないか」と思っていたんだ。 実際、ハルヒと出会ってから今日まで、今回より危機的な状況なんて散々あった。 でも、その度に俺は… いや、俺達はどうにかしてきたんだ、俺達SOS団は。 しかし玄関を開けた俺は、目の前の光景に愕然とした。 タンスもソファーも…テレビも冷蔵庫も… 何もかもが部屋の中から消えている。 それだけじゃない、壁に吊してあったハルヒのコートやバック、キッチンに至っては鍋や皿が殆んど… 『涼宮ハルヒは消滅しました』 不意に先程の古泉の言葉が頭をよぎる。 まさか… 『その存在の全てが消滅してしまったんです』 嘘だ… だが部屋の中から消えたモノは全て、ハルヒが選んだり買って来たりした物… それらが全て消えている。 いや、それだけじゃない。 考えてみれば、さっきの携帯の短縮ダイヤルだってそうだ… 気が付くと俺は、家中を夢中で探していた。何か… 何か1つでいいからハルヒの残したものを… しかし何も見付からずに、俺の行動はただ部屋中の絶望を掻き集めたに過ぎなかった。 そして、今に至る。 先程より少しは落ち着いた。 古泉から連絡が来た時の為に、すぐ傍に携帯も用意してある。 実は先程、昼間にかかってきた古泉の電話番号が履歴に残っていたので、その番号に此方からかけ直してみたのだが通じなかった。 まあ、こんな事だろうと薄々気付いてもいたが。 それに… 考えてみれば、今更SOS団もへったくりもない。 最近の俺は疎ましくすら思っていたんだ。 ハルヒの力や、それに対する古泉や朝比奈さんや長門の存在を。 ハルヒと一緒に過ごす様になってから俺の中で膨らみはじめた1つの想い… (もし…こいつが普通の女だったら…) だから、3年前にハルヒの『力』が消えた時には本当に安心した。 結婚を決意した理由だって、半分はそれだ。古泉達とは普通の仲間として関係を続けて行けると思っていた。 だが、彼等は「ハルヒの力が消えた」と俺に告げた日から次々に姿を消した。 その後、一度だけ会ったけど… お互いの連絡先すら交換しなかったんだよな… 色々と考えを巡らせれば巡らせる程に、体が床に取り込まれそうにダルくなる。 (明日は…会社を休むかな…) ボンヤリとそんな事を思い付く。 そして、少し何か食べようと起き上がった俺は、無意識のうちに部屋を見回した。 (ああ…何もないこの部屋は…) 殆んど空っぽになってしまったこの部屋は、まるで初めてこの部屋に来たあの日の様だ… 俺は…家賃も高かったし反対だったんだ… でも、ハルヒは「ここがいい」と言って聞かなかったっけ… 『ねえ、キョン!これ見て?キッチンに備え付けの天火が付いてるのよっ? アタシ、これでケーキをたくさん焼こうと思うのよ!それだけじゃないわ、クリスマスには七面鳥も…』 空っぽのキッチンに瞳を輝かせながら笑うハルヒが蘇る。 胸が…痛い… (今日は、どこか外で飯にしよう…) 俺は立ち上がるとコートをはおり、家を後にした。 翌朝、俺は車の中で目を覚ました。 昨夜…車に乗ってふらりと出掛けた俺は、国道沿いの定食屋で夕食を済ませたんだ。 その後、柄にもなく家に帰るのが辛くて、定食屋の駐車場に車を停めたまましばらく過ごした… そして、気が付かないうちに眠ってしまったんだと思う。 気が付いた時には、辺りはすっかり明るくなっていて、目の前に広がる国道は朝の通勤ラッシュの為に車やトラックで埋め尽されていた。 (朝…なんだな。会社に行かなきゃ…) 背もたれが倒れたままの運転席から、体だけを少し起こしてインパネの時計に目をやる。 『7時45分』 …家に帰って着替えたとして… だめだ、間に合わないな。 それに… 昨日程では無いものの、まだ家に帰るのが辛い… 俺は携帯を取り出すと会社に電話をかける為にそれを開く。 そしてその前に、やはり気になって短縮の00を押してみた。 『登録無し』 …そうか。 体の力が抜けて、倒れたままの背もたれがギッと軋む。 (どの道こんな俺じゃ、とても仕事なんて無理だ) 再び押す短縮ダイヤル… 今度は…会社だ。 発信ボタンを押すと同時にコールが鳴る。 一回…二回…三回… 「毎度ありがとうございます。中央ベル販売、鈴宮でございます」 「あ…もしもし…1課の…」 「あら、キョン!おはよう!」 課長か…なんだかな… 「あ…課長、おはようございます。…申し訳ありません、今日は休ませて頂きたいのですが…」 「…どうしたの?」 「ええ…少し体調が…」 何情けない事言ってるのよっ!…くらいの叱責は覚悟していたが、帰ってきた言葉は予想を裏切った。 「うーん、昨日の午後から何か様子がオカシイと思ってたのよね。いいわ、ゆっくり休みなさい!外交の予定は?」 「後日調整で大丈夫です」 「そう。じゃあ暖かくして、ちゃんと寝てるのよ?解ったわね!」 「…はい、すいません」 電話を切る。 あまりにもハルヒに似すぎている課長の声… 俺は、なんとも言えない気分になって思わず瞳を固く閉じた。 そして少しだけ考えてしまう。 (古泉の言う通りに、課長はハルヒなのか) …違う!そんな訳がないっ! 「畜生…ハルヒの声で優しくするな…」 俺は閉じた携帯を見つめ、思わず呟いた。 ━3━ 会社を休んだ所で、今の俺には特に行き先も居場所も無い。 かといって、車の中にずっと居る訳にもいかないので、とりあえず俺は自宅の近所の公園に向かった。 かつては休日ともなると、ハルヒと散々遊びに来た公園… これほど思い出に溢れている場所に来るなら、家に帰っても同じ様な気もしたが… ただ、なんとなく俺はここを選んだ。 駐車場に車を停めて、公園の中程に在る池へと続く小道をぼんやりと歩く。 昨日の服装、くたびれたスーツのままの俺… (確かここでハルヒの奴、車の鍵を落とした事があったな…) 再び思い出す過去… だが、昨日程切なくはならない。 だから、もっと色々と思い出してみたくなる。 案外… それがしたくて俺はこの公園に来たのではないか、と思えてしまう程に。 (あれは確か夏だった…いや、冬だったっけ…) 木立の中を歩いて行くと、向こうから水辺が見えてくる。 強い日差しの為か、冬だというのに湿った匂いがする。 (それで…ハルヒは何を落としたんだっけ…) やがて、水辺に辿りついた俺は芝生に腰を下ろした。 そして… …あれ? 何だろう。何か妙な感じがする… さっきまで考えていた事が思い出せない。 それどころか、考えていた事すら実感が沸かない。 (な…なんだ?俺は…) 頭の中身を一部分だけ刳り貫かれた様な違和感。 その刳り貫かれた部分は… 『存在の全てが消滅してしまったんです』 再び蘇る古泉の言葉… (畜生、そういう事か…) 存在の全てとは… 目に見える物だけじゃなかったんだ。 おそらく今… 俺の中にある記憶まで失われていこうとしている… これは俺の馬鹿げた憶測なんかじゃない、紛れもない事実だ… 現に俺は今、物凄く冷静で何を悲しむ訳でもなく、何を悲しむべきかも思いつかなくなってしまっている。 ただ…ただボンヤリと残酷な事だと感じるが、どこか他人事の様だ。 (何て事だっ!こんな…こんなのってアリかよ…) これならまだ…死んでくれた方がマシだったと思う。 酷い奴だと思うだろう? でも、『死ぬ』だけなら記憶は残るしモノだって残る。 だから現実のハルヒは消えても、俺の中で永遠に生き続けてゆける。 でも今回のコレはそれすら許してくれない。 もしこのまま、この状態が続けばどうなるのだろう。 例えば、ハルヒがきっかけで知り合った古泉や長門、朝比奈さんの事まで記憶から消えてしまうのだろうか。 いや、それだけじゃない。 ハルヒがきっかけで得たモノはまだまだある。 今の仕事… 結婚当初から夕食を当番制にした為に、ちょっとした料理なら簡単に作れる様になった自分… 高校時代に無理矢理バンドをやらされたおかげで、少しだけ弾けるエレキベース… 挙げ始めたらきりが無いくらいだ。 「どうなっちまうんだ…俺…」 たまらない気持ちになって思わず呟く。 ふと、その瞬間…背後に誰かの気配を感じた。 「…?」 驚いて振り返る。 するとそこには、白いコートを纏った朝比奈さんの姿があった! 「やっと見つけた…」 彼女が今にも泣き出しそうな顔で微笑む。 この様子からすると、昨日起きた全ての事を彼女は知っているのだろう。 「貴方を捜していたのよ…キョン君」 「朝比奈さん…」 「とんでもない事になったわね」と溜め息まじりに呟きながら、俺の横に腰を下ろす。 俺はただ「ええ」とだけ応えて、視線を公園の池へと再び向けた。 「一樹…いえ、古泉君から連絡は?」 「一度だけ…」 「そう…。長門さんからは?」 「何も…」 何かもう少し話そうとするが、上手く喉の奥から言葉が出て来ない。 そんな俺を気遣っての事だろうか。 朝比奈さんは「…そうなの」と呟くと喋るのを止めた。 沈黙に包まれた二人を、季節外れの暖かい風が通り過ぎていく。 俺はもう一度何かを喋ろうとして、先程まで考えていた事を言葉に変えた。 「朝比奈さん…」 「えっ?何?」 「俺は…どうなるんでしょうか…」 「………?」 首を傾げながら朝比奈さんが此方を見るのが判る。 俺は…そのままだ。 「昨日…ハルヒが消えました。おそらく、課長と逢った…つまり接触してしまったからだと思います」 「…ええ」 「その直後に俺は、何とかしなくてはならないと思って、この前の店へ行ったんです」 「知ってるわ。そこで貴方は古泉君から連絡を受けた…」 「ええ。古泉は想定外の出来事だと言っていました。そして、今回ばかりはどうにもならない…と」 「………」 「でも俺は、その時はなんとかなる様な気がしてたんですよ。だから、とりあえず冷静になって職場に戻って…そして、いつも通りに家に帰りました。でも…」 「でも?」 「…家からはハルヒに関係する全てのモノが消えていたんです。 驚きましたよ…そして、悲しかった…」 一瞬、隣に座る朝比奈さんがピクリと動いた気がした。 しかし俺はそのまま続ける。 「それだけじゃない、今日になってハルヒに対する俺の記憶まで曖昧なものに変わってきてしまった… 朝比奈さん、俺は一体…」 「ねえ…キョン君!」 突然、彼女は立ち上がるとこちらに向き直った。 俺は、ゆっくりと見上げる。 「貴方、涼宮さんと初めて出会った日の事を覚えてる?」 「え?…ええ」 「じゃあ、夏に行った無人島は?」 「…覚えてます」 「文化祭の映画は?」 「ええ」 「…そう、解った」 彼女は頷くと、今度はしゃがみこんで視線を俺の瞳に合わせた。 そして、ジッと目を見開きながら続ける。 「…大丈夫。おそらく曖昧になった記憶は最近のもの…ちがう?」 そう言われてみると、そんな気がする。 返事を待たずに更に彼女は続ける。 「おそらく、記憶は新しいモノから消えて最終的にはゼロになってしまうと思うの。 だから、キョン君!今覚えてる涼宮さんの全てを忘れないように頑張って! ううん、少しの間で構わないの。その間に私がなんとかするから…」 「なんとかって…朝比奈さん?」 「私がやらなければならないの!だから…ね?」 彼女は立ち上がると、俺の横をすり抜けた。そして、すり抜け様に「…忘れないでね」と囁く。 「…っ!朝比奈さんっ?」 過ぎ行く彼女から、ただならなぬ気配を感じた俺は慌てて振り返る。 しかしそこには… 誰も居なかった。 HOME…SWEET HOME 最終話・「もう一度、あの頃の様に」へ
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みんなの動物広場 その他 どのページにも分類できない情報がありましたがコチラに書いてみてください。 情報がまとまれば相応のタイトルにして、メニューに加えさせて頂きます。 動物の満腹度減少率に関係しているかもしれないパラメータ 広場やショップのデータを取得すると動物の各種ステータスが取得できますが、その中にhunger_maxという項目があります。 値としては以下の表のとおりですが、本当に満腹度の減少率に関係しているかはまだ未確認です。 動物名 hunger_max (参考)牧草消費数/分 にわとり (黄) 1,200 1 シチメンチョウ 1,200 1 にわとり (茶) 1,200 1 ひつじ (白) 1,500 2 タヌキ 1,500 2 ウシ (茶) 1,800 3 茶毛牛 2,100 4 ガチョウ 1,500 1 陸ガメ 1,800 2 にわとり (白) 1,500 1 ひつじ (茶) 1,500 2 ヤギ 1,500 3 シマウマ 1,800 3 ウシ (黒) 2,100 3 ぶた 1,800 2 ダチョウ 1,500 2 ペンギン 1,500 1 アカキジ 1,200 1 ひつじ (青) 1,500 2 白鳥 1,500 1 日本鹿 1,800 3 イノシシ 1,800 2 ウシ (黄) 2,100 3 アルパカ 2,100 3 カンガルー 2,000 3 キリン 2,000 3 奄美の黒ウサギ 2,000 1 マレーグマ 2,000 4 バンキャット 1,800 1 シュナウザー 2,000 1 ゴリラ 2,100 2 牛のサクラちゃん 2,100 3 ラクダ 2,200 5 モカ鶏 1,200 1 ピンク羊 1,500 2 ぼうしネコ 1,200 1 リス 1,200 1 ゾウ 2,100 4 Xmas七面鳥 1,500 1 トナカイ 2,100 2 サイ 2,100 4 モルモット 1,800 3 サイチョウ 1,500 1 ライオン 2,200 3 紫ブタ 1,800 2 チーター 2,200 3 応援団 1,200 1 南アフリカミニ象 2,100 4 掲示板バックアップ 2010年2月 お店に「牧草容量拡大」「ウサギ召喚」「ウサギ撃退」のカードが売りに出されたね(RG)。収穫小屋拡張もじきに販売されるな、これは。 - 名無しさん 2010-02-01 18 31 59せめて8時間、できれば12時間放置しても安心な状況が欲しい。 - 名無しさん 2010-02-02 00 13 44確か牧草0になってから24時間は大丈夫じゃなかったっけ? - 名無しさん 2010-02-02 02 24 43あ、小屋容量も含めての話。アカキジ2羽で既に安眠妨害だし。 - 名無しさん 2010-02-02 02 33 31寝てる間に収穫しなくても利益の大きい方をとればいい その間の卵がムダになっても利益が大きいのなら気にせずアカキジ飼えばいい - 名無しさん 2010-02-02 04 32 42 牧草0になってからさらに「満腹度が0%になってから」24時間後逃亡だね 満腹が100→0になるのに飼育量によるけど5~10時間くらいあるから、牧草10000ある人なら実質40時間位以内に補充できればOk - 名無しさん 2010-02-03 19 01 13 他のどんなアイテムも買う気はしないけれど「産卵の小屋」だけはあったら買うかもしれない。全部アカキジにして安眠。 - uzoh 2010-02-02 12 41 58 「牧草容量拡大」のカード買った人います? いくら広がるんだろ?? - 名無しさん 2010-02-02 11 21 251枚で+1000 MAX20000まで増やせます - 名無しさん 2010-02-02 11 26 13情報thx ってことはMAXまで約3000円かかるのか - 名無しさん 2010-02-02 13 50 47宝箱から 増やしてない人の広場から 宝箱無くなったらしいので、その人達は 約4500円なんですかね。 - 名無しさん 2010-02-02 18 03 48 草の消費量が倍になったとの情報あり。てことは金払ってmaxにしてやっと昔の一万相当、そうでない人は五千相当、増やし損ねた人は2500相当の牧草しかないって計算だけど…… - 名無しさん 2010-02-04 23 31 49確かに、、倍になった気がします。 黄牛*4 イノシシ、アカキジで 以前は1分間で15でしたが、いま 30減ってます… - 名無しさん 2010-02-05 07 07 07それは短時間でリロードすると余計に消費されるっていう例のパターンじゃないの? こっちはウシ(黄)×5を10分計測して150消費だったから以前と変わらずだよ - 名無しさん 2010-02-05 12 17 41マイミクの牧場に行くと、前よりも牧草が空っぽになってる割合が多いような気がする。 - 名無しさん 2010-02-05 13 18 20寝る前に満タンにして6~7時間後に起きたら植えてるけど、減り具合、昔と変わってないぞ - 名無しさん 2010-02-06 01 02 28 サイは無視したうちでも野生動物保護組織支部の建設がはじまった。トロフィーって狩猟した動物の首の剥製が語源なんだが、あれが飾られるのか? - 名無しさん 2010-02-02 17 13 32 サイ保護計画が未完了なんだけどサイって売ったら完了にならないの? - 名無しさん 2010-02-02 17 33 16今のところは全員未完了なんじゃないかと予想 その内何か変化あるかもね - 名無しさん 2010-02-02 18 43 26建物完成したら、再度サイ保護イベント起きて、トロフィ取得じゃないかと予想 - 名無しさん 2010-02-02 19 07 07またマイミク招待で希少動物プレゼントのパターンかなー。 - 名無しさん 2010-02-03 17 21 12有料動物追加されましたね。あれ買って育てるとトロフィー追加ってパターンでしょうか。 - 名無しさん 2010-02-05 14 39 55黒ウサギは経験値効率がすごいな。RG単価もいちばん安いし。でも課金は課金だから買いまくるわけにもいかんけど - 名無しさん 2010-02-05 15 12 22 いつの間にかサイのトロフィー入ってた! - 名無しさん 2010-02-08 09 10 08 需要無いだろけどバグ報告、RG購入完了の画面から「アプリへ戻る」で進まないと mixiポイントだけ差し引かれてRGは加算されない。 - 名無しさん 2010-02-03 14 54 57 卵をしつこく保有し続けたら、100万個超保有できた。これはカンスト目指すべきか……。表示できないだけで、32bit値の予感 - 名無しさん 2010-02-03 23 44 35 無課金なのに黒ウサギ買えるぞ。水族館と同じだな。牧草拡張も買えた。いいのだろうか? - 名無しさん 2010-02-08 16 12 38あれ、ウサギはまだ買えそうだけど拡張は買えなくなった。 - 名無しさん 2010-02-08 16 16 58まじ!? チャンスを逃してしまった… - 名無しさん 2010-02-08 16 48 26気づいていたら一気に買ったのに……うっかりしていた - 名無しさん 2010-02-11 08 53 05黒うさぎの経験値35000でした。 - 名無しさん 2010-02-11 10 31 14 買いだめ利かない仕様だから買えても1回分か。他の2つと違ってバグが致命的にならなくて良いね。 - 名無しさん 2010-02-11 20 52 05 黒いうさぎがどうしてもつかまえられない。。。;_;コツ教えて。 - 名無しさん 2010-02-10 08 21 01いちいち合わせるなんて作業をしてる暇は無いので、ポイントの場所を体で覚えること、かな - 名無しさん 2010-02-10 11 38 20毎回クリック後にカーソルを真ん中に戻してみては? - 名無しさん 2010-02-11 10 29 23ズーム50%にしたらどうだろう。的も小さくなるけど距離が半分になるのは大きいか。 - 名無しさん 2010-02-11 13 18 32よさげ。。。近日中にやってみます。。。 - 名無しさん 2010-02-12 17 05 33マウス設定で、速さを上げてみるだけでもラクかもしれませんよ。 - しあ 2010-02-12 23 29 25 とても間に合う速さじゃないみたい。 - 名無しさん 2010-02-12 17 06 04 それで、可能? - 名無しさん 2010-02-12 17 06 50 意外とリソース食うみたいので、画面リロードするとちょっとは楽かな - 名無しさん 2010-02-13 07 57 24出荷待ちのペットがたくさんいるマイミクさんのところは、白にも勝てないくらい動作が遅い…PCの性能か?? - 名無しさん 2010-02-13 07 58 48出荷待ちが居る場合は、兎捕獲は諦めるか代理出荷してしまうかの2択だな - 名無しさん 2010-02-13 13 14 41 普通に捕まえられるけど。AthlonX2 - 名無しさん 2010-02-15 03 29 00 イノシシの経験値って11200じゃないでしょうか? 100%で22400です。 - 名無しさん 2010-02-11 10 22 39直しておきました。この前いじったときにうっかり戻しちゃったかな… - 名無しさん 2010-02-11 12 15 14ホント感謝です~。^^ - 名無しさん 2010-02-24 14 10 06 始めて、モバイルの方で黒ウサギ始めて捕まえました。PCより簡単でした。 - 名無しさん 2010-02-11 22 44 25どこが違うの??? - 名無しさん 2010-02-12 17 04 31pcは、指定箇所を押すんだけど、モバイルはウサギが網? を通過した時に押すんだけど、モバイルの方が簡単だった。いつもPC なので、たまには、モバイルでと思ったので。 - 名無しさん 2010-02-12 21 26 07適当に連打すると半々ぐらいの確立で捕まえられる - 名無しさん 2010-02-22 19 26 55 ウサギ召還、撃退のカードって使用回数制限はあるんですか? もしなければ召還、撃退のコンボでいくらでも経験値稼げそうな…… - 名無しさん 2010-02-20 19 56 47特に無いとは思いますが、、召喚で現れるウサギ4~8匹ですから、、正直 費用に見合った効果は得られないと思います。 - 名無しさん 2010-02-21 13 28 37一枚買ったら、一回しか使えないんでしょうか? それにしちゃ高価なんで、一度買えば何度でも使えるのかなー、と思って。 - 名無しさん 2010-02-21 13 38 23一定期間出現率が上がる・ブロックする、だったら納得いくのだけど。 - 名無しさん 2010-02-21 19 59 13 実際に使って試してみましたが、どちらも1回使うとカードが無くなります。 - 名無しさん 2010-02-22 21 30 27カードの実際の効果とか 回数制 (まぁ1回で終わりですが) 購入しないと判らないのは 問題だと思う。 - 名無しさん 2010-02-22 21 31 41 ありがとうございました。あの値段で一回しか使えないなんて!! - 名無しさん 2010-02-22 23 44 40 追記 カードの制限よりも、mixiポイントの購入が1ヶ月に5000ptまでだったはず。であれば召喚だけでも32回が限界、セットだと14回 - 名無しさん 2010-02-21 13 31 49 ウサギ捕獲で10回目はクリックしなくてもいいんだね。 - 名無しさん 2010-02-22 19 09 59 2010年3月 今度は羊!? - 名無しさん 2010-03-01 22 23 47昼間にイノシシ放したばかりだ。収穫後でも全然問題無いけど。 - 名無しさん 2010-03-01 22 42 50しかし相変わらずの説明不足で、「友達三人が必要」の意味がわからん。三人が羊毛収穫に参加すればいいのか、それとも三人誘えってのか…… - 名無しさん 2010-03-01 22 51 20みん動マイミク3人ってことじゃないかな。そうすると博士教授が表示されてる人は資格なしなのか - 名無しさん 2010-03-02 13 11 41マイミク自体が2名、みん動ミクは僕一人だけの人参加、クリアし、トロフィーもらえました。3人の下りは無意味かも。 - 名無しさん 2010-03-08 17 47 18 ネーちゃんがまた出たw一人で道路造ったり小屋立てたりベルトコンベアー繋いだり、スゲーな。ナウシカみたいだwww - 名無しさん 2010-03-02 14 09 19 「キャンペーンには何回でも参加可」ってどういう意味? 一人で1~5位に重複でなれるということ? - 名無しさん 2010-03-02 22 50 17まぁさすがに1人を重複でランクイン扱いにはしないとは思う。思いたい。 - 名無しさん 2010-03-02 23 21 09重複無しなら「何回でも参加可」とわざわざ書いた意味は何だろ。3/1~3/10の後にも再キャンペーンがあるとか? - 名無しさん 2010-03-03 00 25 09同じトロフィーがいっぱい並ぶとか? - 名無しさん 2010-03-03 00 54 46タイムアタックじゃないのかな? 達成までの最短時間を競う。 - 名無しさん 2010-03-03 01 08 16最短時間競争ならば「何回でも参加可」の意味納得。 - 名無しさん 2010-03-03 23 08 45 最短時間を目指して何度も挑戦しろって事じゃないの? - 名無しさん 2010-03-03 02 15 35たとえば羊毛を倉庫に溜め込んでるタイミングでこのイベントが発生すれば、一気に大量の羊毛を提供してトップになれるわけだしなあ。 - 名無しさん 2010-03-03 09 43 14倉庫に大量に溜めてたら「空にしてから参加してください」って言われて参加できない。せっかく溜め込んだから売りたくないので今回のキャンペーンには参加しない方向で。 - 名無しさん 2010-03-03 11 30 22なるほど、いちおーゼロスタートするようにはなってるんですな。 - 名無しさん 2010-03-03 20 39 31小屋に羊毛がある場合は参加可能? - 名無しさん 2010-03-03 22 59 57可能。なので200溜めてからやるのが時間短縮の要。無駄は出るだろうけどね。 - 名無しさん 2010-03-04 01 18 13 上位5名って、みん動やってる人の中で上位5名? それなら難しいからやめとく - 名無しさん 2010-03-04 09 05 31普通に考えて全体から5名だね。勝つにはレベル35は要ると思われます。 - 名無しさん 2010-03-04 11 28 4233で充分じゃない? - 名無しさん 2010-03-04 14 32 03いやいや、空間30あれば行けるだろwそれ以上なら空間60必要。30~59は1分程度しか変わらん。 - 名無しさん 2010-03-04 14 40 5630(レベル18)ったら茶×6? 2周で終わらなくない? - 名無しさん 2010-03-04 15 09 18 1000÷72=14弱 青が7頭必要→空間35→レベル23必要 でも青はレベル25から - 名無しさん 2010-03-04 15 28 47 58有れば白2匹を混ぜて白の2回目、3時間でクリアできますよ。 - 名無しさん 2010-03-04 18 11 03青10白2? 1回目72×10+26×2=772、3時間後+52で足りなくない? - 名無しさん 2010-03-04 18 43 48事前準備の200を考慮すれば超えますよ - 名無しさん 2010-03-04 18 46 01納得 - 名無しさん 2010-03-04 18 59 41 59あれば 青11+白1で 6分で終わりますね… - 名無しさん 2010-03-05 04 03 49 そっか、3頭立てにすれば2ループ目の1度目で終わるから4時間と誤差でイケルのか。 - 名無しさん 2010-03-04 18 07 28 つまるところ、青羊が飼えるレベル25以降なら狙えるわけだ。レベル46以上の人が5人いたらアウトだけど - 名無しさん 2010-03-04 19 05 20レベル46以上が居なければ、2回目の生産が1度で済むレベル33以上の人の争いかな。実質的に。 - 名無しさん 2010-03-04 19 11 11RAKOOの事だから分単位の集計で1位多数って事にならんかなw - 名無しさん 2010-03-04 19 26 21経過時間には秒まで表示されてるけどね。 - 名無しさん 2010-03-05 02 39 29 動物をまちまちに放ってたのに、時間は同期して一斉に減ってる。秒単位でずらしても意味ないかもねー - 名無しさん 2010-03-04 19 45 22そうなんだよね。せっかく時間ずらしても同時に生産しやがる。 - 名無しさん 2010-03-05 23 10 37 レベル46以下では 秒単位でずらしても 意味が無いですよね。 - 名無しさん 2010-03-05 23 53 05レベル33以上なら3頭セットを1時間ごとに飼ってても問題無い。32以下の中だけの争いには秒単位が必要。無意味なのは確かだけどね。 - 名無しさん 2010-03-06 01 33 22秒単位で動物を購入しても分単位に丸められるんだよ。無意味どころか無理 - 名無しさん 2010-03-06 02 51 10 うさぎって8回で捕まえられるときがあるよね? - 名無しさん 2010-03-04 17 35 19 レベル46以上の人って居るのかな? - 名無しさん 2010-03-05 23 53 48レベルアップに必要な経験値と時間は計算できる。マレーグマ連続投入して経験値稼いでも、そこまで行ってる人はいないはず。 - 名無しさん 2010-03-06 01 25 52何かトピに年末のバグだとかでレベル行ってる人がいるとか何とか - 名無しさん 2010-03-06 02 49 55終わった時に記録発表が有ればレベル帯は類推出来ますな。 - 名無しさん 2010-03-06 03 07 20 去年の12月に バグでレベル35まで上げた人の広場の写真載ってたすね。 - 名無しさん 2010-03-06 03 50 23 差し支えなければ、参考までに、羊毛ベストタイムを教えてください。 - 名無しさん 2010-03-08 10 44 50私は、28時間ほど。計算上はもっといけるハズなんだけど… - 名無しさん 2010-03-08 10 49 36 レベル34です。5回やって 一番悪いタイムが 4時間37秒でした。 - 名無しさん 2010-03-08 17 48 53 2回やって悪い方が4時間8秒 - 名無しさん 2010-03-08 19 04 08 だいぶ暇 - 名無しさん 2010-03-10 12 41 47まぁ基本暇ですね。開始終了時だけバタバタするけど - 名無しさん 2010-03-10 20 20 43 さて、、結果はどうなったのかなぁ、、発表もせずにうやむやになるんだろうか… - 名無しさん 2010-03-11 00 15 38コミュトップに上位 5名発表されてました~ 1位の方は4時間1秒 - 名無しさん 2010-03-11 17 51 5246以上の人はいなかった or 自重した、みたいですね - 名無しさん 2010-03-11 19 53 46 ホワイトデーに何かあるのか、予告されてる 詳細は不明だが… - 名無しさん 2010-03-11 22 24 14牛乳と卵でなんかやらせるのか、女の子がなんかくれるのかなー。 - 名無しさん 2010-03-12 00 26 42 空①帽子猫戦法でラブ飴5個簡単にゲットできました~ - まご 2010-03-12 19 55 21 tp //iup.2ch-library.com/i/i0066092-1268391788.jpgとtp //iup.2ch-library.com/i/i0066091-1268391753.jpg - まご 2010-03-12 20 05 25 連投失礼します。 称号ハウスは中華製なのでズレ、背景は会社のボロPCじゃ重すぎです(P4-1.6Ghz) - まご 2010-03-12 20 06 43150円でトロフィーと背景 まあ妥当かな - 名無しさん 2010-03-12 22 10 36 まごさん、画像ありがとうござました。すごい背景だなあ。 - 名無しさん 2010-03-13 10 54 03 うちの環境で見たらずれてないんけど、もう直されたのかな - 名無しさん 2010-03-13 12 36 17 ボロPCじゃなくてもかなり重いです。 - 名無しさん 2010-03-14 23 29 23何台かのPCで試してみましたが、新しくてVistaよりも古くてもXPの方がより速く動きました。 後は回線だとかFrashのバージョンの問題かな? - uzoh 2010-03-17 12 58 33 ホワイトデーイベント始まりましたね。ハンマー持ってないから蚊帳の外ですがw - 名無しさん 2010-03-13 00 34 04 有料動物追加されましたね。ゴリラとシュナウザーとバンキャットかあ。コインで買える動物も追加して欲しいなあ。 - 名無しさん 2010-03-18 13 42 34同意。アルパカ買えるようになったらレベルを上げる目標がなくなる… - 名無しさん 2010-03-18 14 47 13だね。レベル35になってから放置してます。 - 名無しさん 2010-04-06 11 29 55 増益カード40RGがアイテムに追加。一回50%、最大150%まで増益可ってえんだが、有料動物がペットばっかりで経験値増えないんじゃ使いどころないなあ。 - 名無しさん 2010-03-26 12 51 41クマと牛2匹が150%なってました。 博士が使ってくれたらしい。 - 名無しさん 2010-03-27 01 32 57 カード使って100%超えた後に不機嫌にして下げちゃうと、もう戻らないのかな - 名無しさん 2010-03-28 23 52 53150%のを憂鬱にさせたけど150%に戻ったよ - 名無しさん 2010-04-04 14 51 47あぁ、MAX値が増えるんだ。ありがとう - 名無しさん 2010-04-06 07 35 24 桃牛が150%になると、ちょうど200か。1頭でMAXは凄いな。 - 名無しさん 2010-04-02 06 27 29 黄牛って、歩いてる時には額に斑があって、止まってると斑が消えるんだ。黒牛ならそんなことないのに。 - 名無しさん 2010-03-30 09 01 24 有志の方、編集作業に助力いただければ嬉しいです! wiki操作の分からない方、みんなの掲示板Dに要望や情報など書き込んでいただければ反映します。
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…━━「ま…まずいぞ!」 思わず口走る俺。 何が『まずい』のか具体的には解らない。 だが『まずい』のだ、この二人を会わせる事は! そう思うのは古泉に言われたから? 違う!それだけじゃない、何か今…直感の様なものを感じた…! 白色の静けさを湛えた、真冬の日差しが差しこむ会社前の路地。 目の前の課長に、その背後から歩み来る女房… 二人の『ハルヒ』が今、俺の目の前で極限にまで接近している。 そして、何気無く振り返る課長… 「ま…待て…待ってくれ…」 思わず呟く。 …その瞬間! 目に見える全てのモノが闇に包まれ、俺の視界から消えた━━… 【HOME…SWEET HOME】 第5話「…忘れないで」 ━1━ 例えば目に写る全てがテレビに映された映像の様なものであったとしたら、そのスイッチを誰かに突然消されてしまった様な瞬間… その後に現れた果てしなく続く闇… その中で今、俺は呆然と立ち尽くしている。 何が起こったのか皆目見当が付かない。 だが昨日古泉が言っていたのは、おそらくこの事なんだと混乱した脳裏に浮かぶ。 (俺は…どうなっちまったんだ…) 必死に辺りを見回す。 右も左も、上も下も判らない様な奇妙な空間に、ある種の目眩の様な感覚を覚える。 (な…なんだ?何が起ったんだ…) 必死に手をかざして辺りを探りながら、自分を取り巻く全ての方向を凝視する。 すると…遥か彼方に一筋の光が射すのが見えた。 そして、その光は扇形に広がりながら目の前の闇を淘汰して行く… 眩しい… 思わず目を閉じる俺。そして目を開けると… そこは、先程の会社前の路地だった。 「な…何だったんだ、今のは…」 囈の様に呟く。 それと同時に全身の力がスッと抜けて、思わず両膝を地面に着いた。 「ちょっと、キョン!どうしたのっ?大丈夫?」 呼び掛ける声が聞こえて思わず戸惑う。 戸惑いの理由は言うまでもなく、声の主がどちらのハルヒのモノだか判らないからだ。 「え…ええ、大丈夫…です」 「そう?なら良いけど…。じゃあ、先にオフィスへ行っているわね?」 課長か…。 俺は深く息を吸い、まだ少し震えてる足でアスファルトを踏みしめて立ち上がった。 (そうだ…ハルヒ…) 携帯を受けとらなければならなかった事を思い出して、辺りを見回す… (あれ?居ない…) 確かにコチラに歩いて来ていた筈のハルヒが、そこに居ない。 何だ?ハルヒは… 何処に行っちまったんだ… (…そうだ!) 俺はつい、いつもの癖で無意識のうちに上着の内ポケットに手を入れた。 そして思わず、無い筈の携帯を指先で探してしま… って、あれ? 携帯がある… 何で俺、携帯を持ってるんだ? ポケットの中には家に忘れてきた筈の、まだハルヒから受け取っていない筈の携帯が確かにある… (………?) 俺は何とも言えない不思議な気持ちを抱きながらも、その携帯を静かに開いた。 そして、いつも通りに短縮呼び出しのボタンを押す。 (短縮の00…ん?な…なんだ?これ…) ハルヒの番号が無い! 短縮の00にいつだって登録してあった筈だ! 一番よくかける番号だから、一番始めに登録してあった… 間違って消しちまう事なんて有り得ない。 それにこれは、家に忘れた筈の携帯だ。 本当に受け取った覚えはない…ぞ? 大体、これを届けに来てくれた筈のハルヒは何処に居るんだ!? 混乱する俺の頭の中… でも少しだけ、把握しかけた事がある… そして、それを認識すると同時に感じる、吐き気がするぐらいの胸の動悸と口の中が酸っぱくなる感触… まさか… まさか…まさか… まさか!! 気が付くと俺は、古泉達が居たあの店へと走り出していた。 会社から駅前までは、歩いてもそう遠くはない。 だが仮にどんなに遠かったとしても、今なら迷わず自分の足で向かってしまうだろう。 それ程に必死だ、今の俺は。 とにかく、古泉達に会って確かめる必要がある。 先程起こった全ての出来事と、携帯やハルヒの事を! 会社前の路地から表通りへ… そして表通りから再び別の路地裏へ… そしてあの妙な雰囲気の店へ… 前のめりに倒れそうになりながらも夢中で走る。 膝と足の裏が焼けそう…全力疾走も良いところだ。 やがて、昨日訪れたばかりのその場所に着いた俺は、思わず自分の目を疑った。 「………?」 同時に感じる言葉にならない失望感… 店が無い。 店が在った筈の場所は、まるで工事現場の様なフェンスに囲まれていた。 途切れたフェンスの隙間から見える景色に、現在ここが空き地である事を把握する。 (何て事だ…) 店が在って長門が不在、という事なら解る。 だが、店自体が無い! 古泉は確か、「ここはその為の場所」と言っていた。 なのに何故、肝心なこの時にこんな… 先程の闇の中同様、再び立ち尽くす俺。 するとその時、ポケットの中で携帯が震えた! (古泉?いや長門…朝比奈さんか?) そう思う事に根拠は無い。だが… 俺は定まらない手元で携帯を取り出し、地面に落としそうになりながらも慌てて開く。 「もしもし!?」 「ああ…キョン君!僕です、古泉です」 「ああ、判るさ!それよりハルヒが…」 「………」 「…古泉?」 「…ええ、聞こえてます。その件で今、電話をしました。そちらの番号が不明でしたので、少々イリーガルな手段で調べさせて頂きましたが…」 「そんな事はどうでもいい!ハルヒが…ハルヒが消えちまったみたいなんだ」 「ええ…」 「ハルヒは何処に行った!?それに…さっきのは一体…」 「落ち着いて下さい、今説明しますから」 「お…落ち着けって、お前…」 ここまで言いかけて、俺は電話の向こうの古泉の様子から「ある事」に気が付いた。 (おそらく古泉は知っている…先程の出来事も、それが何だったのかも…) 「貴方の奥さん、もとい『涼宮ハルヒ』は先程消滅してしまいました」 「…っ、消滅!?」 「ええ。その存在の全てがこの世界から消えてしまったんです」 「…どういう事だよ」 「いえ…この様な事態は我々も… ただ、二人を接触させれば何かが起こる事は予測出来ていたんです。 いくつかのケースを想定して対処方法も用意してありました。しかし…」 古泉は俺には到底不可解な言葉を並べて見せながら、色々と説明を続ける。 だが俺は、つい先程受けた言葉に例えきれない程の衝撃を受け、古泉の話などは頭の中に取り込む余裕など無い。 先程受けた言葉… 『ハルヒが消滅』 消滅って、一体なんだ…? どうして… こんな事になった… 「……し……ン君」 「…………」 「……しもし?」 「……………」 「もしもし!キョン君?聞こえていますか!?」 「………! あ…ああ…」 「とにかく、鈴宮春日がこの世界で涼宮さんに代わる存在となった訳です」 「…なあ、古泉」 「はい?」 「…嘘だよな」 「………」 「嘘だと言ってくれ、頼む…」 「いいえ…残念ながら…」 それまで相変わらずの饒舌を維持していた古泉だったが、俺の問掛けに思わず言葉を詰まらせた。 そして、その様子自体がその問掛けに対する最も的確な答えに感じた俺は「そんな……」と言いかけて、同じく黙りこんだ。 (どうにもならない事なのか…?俺は…どうしたらいい?) 「…しかし、貴方はこれにより新しい使命を帯た事になります」 突然、古泉が自ら造った沈黙を破る。 「使命…だと?」 「貴方は選ばれたのですよ?再び…『スズミヤハルヒ』に」 「…何?」 「かつて涼宮さんがそうであった様に、新しいスズミヤハルヒも貴方を望んでいるのですから。それは先程、説明した通りですが?」 先程?…聞いていなかった… いや、聞く余裕などあるものか! 古泉!俺が今お前の口から聞きたいのは、そんな言葉じゃないっ! 「……貴様っ! 本気で言ってるのか?大体、使命って何だよ!ハルヒが消えちまったんだぞ?なんとかしようとか思わないのか!?」 「…なんとか出来ないんですよ、今回ばかりは」 「そんな…」 「また連絡します、新しい『スズミヤ』さんにも一度お目にかかりたいですしね。それでは…」 「ま…待て!待ってくれ…」 電話は一方的に切れた。 俺はただ…呆然と立ち尽くすだけだ… 消滅?新しいハルヒ?それに選ばれた俺? 馬鹿な…! …とりあえず冷静になろう。 そうだ、今は職場に戻るべきだ。 今日は外回りの予定もあるしな。 そして終わったら、いつも通りに家に帰ろう。 以外と何事も無かった様に、ハルヒが家に居るかもしれない。 いや、そんな筈は無いか… でも、また「なんとか」出来てしまうかもしれないだろ? それに…そうだ、今日の夕食当番はハルヒの筈だ。 また、器用に何か旨いモノを作って食わせてくれるに決まっている… 必死に取り戻した不完全な平常心にしがみつき、俺は向き直る。 そして深呼吸を1つ… 治まらない動揺と困惑が、絡み付く様に足取りを重くする…が前を向いて、前を向いて… 俺は会社へと戻る道を歩き始めた。 ━2━ あれから、どれくらい時間が過ぎただろうか。 今俺は自宅に居て、リビングの真ん中に寝転んで、ただ天井を見上げている。 実は、つい先程まで… おそらく俺は錯乱していた。 そして、年甲斐もなくポロポロと泣いたりもした。 その理由は他でも無く、この部屋の中の状態にある。 数時間前、俺は普段通りに仕事を終らせて帰宅した。 昼間に古泉が言っていた事や、ハルヒが姿を消した事が気掛かりではあったものの、心の何処かで「また、なんとかなるんじゃないか」と思っていたんだ。 実際、ハルヒと出会ってから今日まで、今回より危機的な状況なんて散々あった。 でも、その度に俺は… いや、俺達はどうにかしてきたんだ、俺達SOS団は。 しかし玄関を開けた俺は、目の前の光景に愕然とした。 タンスもソファーも…テレビも冷蔵庫も… 何もかもが部屋の中から消えている。 それだけじゃない、壁に吊してあったハルヒのコートやバック、キッチンに至っては鍋や皿が殆んど… 『涼宮ハルヒは消滅しました』 不意に先程の古泉の言葉が頭をよぎる。 まさか… 『その存在の全てが消滅してしまったんです』 嘘だ… だが部屋の中から消えたモノは全て、ハルヒが選んだり買って来たりした物… それらが全て消えている。 いや、それだけじゃない。 考えてみれば、さっきの携帯の短縮ダイヤルだってそうだ… 気が付くと俺は、家中を夢中で探していた。何か… 何か1つでいいからハルヒの残したものを… しかし何も見付からずに、俺の行動はただ部屋中の絶望を掻き集めたに過ぎなかった。 そして、今に至る。 先程より少しは落ち着いた。 古泉から連絡が来た時の為に、すぐ傍に携帯も用意してある。 実は先程、昼間にかかってきた古泉の電話番号が履歴に残っていたので、その番号に此方からかけ直してみたのだが通じなかった。 まあ、こんな事だろうと薄々気付いてもいたが。 それに… 考えてみれば、今更SOS団もへったくりもない。 最近の俺は疎ましくすら思っていたんだ。 ハルヒの力や、それに対する古泉や朝比奈さんや長門の存在を。 ハルヒと一緒に過ごす様になってから俺の中で膨らみはじめた1つの想い… (もし…こいつが普通の女だったら…) だから、3年前にハルヒの『力』が消えた時には本当に安心した。 結婚を決意した理由だって、半分はそれだ。古泉達とは普通の仲間として関係を続けて行けると思っていた。 だが、彼等は「ハルヒの力が消えた」と俺に告げた日から次々に姿を消した。 その後、一度だけ会ったけど… お互いの連絡先すら交換しなかったんだよな… 色々と考えを巡らせれば巡らせる程に、体が床に取り込まれそうにダルくなる。 (明日は…会社を休むかな…) ボンヤリとそんな事を思い付く。 そして、少し何か食べようと起き上がった俺は、無意識のうちに部屋を見回した。 (ああ…何もないこの部屋は…) 殆んど空っぽになってしまったこの部屋は、まるで初めてこの部屋に来たあの日の様だ… 俺は…家賃も高かったし反対だったんだ… でも、ハルヒは「ここがいい」と言って聞かなかったっけ… 『ねえ、キョン!これ見て?キッチンに備え付けの天火が付いてるのよっ? アタシ、これでケーキをたくさん焼こうと思うのよ!それだけじゃないわ、クリスマスには七面鳥も…』 空っぽのキッチンに瞳を輝かせながら笑うハルヒが蘇る。 胸が…痛い… (今日は、どこか外で飯にしよう…) 俺は立ち上がるとコートをはおり、家を後にした。 翌朝、俺は車の中で目を覚ました。 昨夜…車に乗ってふらりと出掛けた俺は、国道沿いの定食屋で夕食を済ませたんだ。 その後、柄にもなく家に帰るのが辛くて、定食屋の駐車場に車を停めたまましばらく過ごした… そして、気が付かないうちに眠ってしまったんだと思う。 気が付いた時には、辺りはすっかり明るくなっていて、目の前に広がる国道は朝の通勤ラッシュの為に車やトラックで埋め尽されていた。 (朝…なんだな。会社に行かなきゃ…) 背もたれが倒れたままの運転席から、体だけを少し起こしてインパネの時計に目をやる。 『7時45分』 …家に帰って着替えたとして… だめだ、間に合わないな。 それに… 昨日程では無いものの、まだ家に帰るのが辛い… 俺は携帯を取り出すと会社に電話をかける為にそれを開く。 そしてその前に、やはり気になって短縮の00を押してみた。 『登録無し』 …そうか。 体の力が抜けて、倒れたままの背もたれがギッと軋む。 (どの道こんな俺じゃ、とても仕事なんて無理だ) 再び押す短縮ダイヤル… 今度は…会社だ。 発信ボタンを押すと同時にコールが鳴る。 一回…二回…三回… 「毎度ありがとうございます。中央ベル販売、鈴宮でございます」 「あ…もしもし…1課の…」 「あら、キョン!おはよう!」 課長か…なんだかな… 「あ…課長、おはようございます。…申し訳ありません、今日は休ませて頂きたいのですが…」 「…どうしたの?」 「ええ…少し体調が…」 何情けない事言ってるのよっ!…くらいの叱責は覚悟していたが、帰ってきた言葉は予想を裏切った。 「うーん、昨日の午後から何か様子がオカシイと思ってたのよね。いいわ、ゆっくり休みなさい!外交の予定は?」 「後日調整で大丈夫です」 「そう。じゃあ暖かくして、ちゃんと寝てるのよ?解ったわね!」 「…はい、すいません」 電話を切る。 あまりにもハルヒに似すぎている課長の声… 俺は、なんとも言えない気分になって思わず瞳を固く閉じた。 そして少しだけ考えてしまう。 (古泉の言う通りに、課長はハルヒなのか) …違う!そんな訳がないっ! 「畜生…ハルヒの声で優しくするな…」 俺は閉じた携帯を見つめ、思わず呟いた。 ━3━ 会社を休んだ所で、今の俺には特に行き先も居場所も無い。 かといって、車の中にずっと居る訳にもいかないので、とりあえず俺は自宅の近所の公園に向かった。 かつては休日ともなると、ハルヒと散々遊びに来た公園… これほど思い出に溢れている場所に来るなら、家に帰っても同じ様な気もしたが… ただ、なんとなく俺はここを選んだ。 駐車場に車を停めて、公園の中程に在る池へと続く小道をぼんやりと歩く。 昨日の服装、くたびれたスーツのままの俺… (確かここでハルヒの奴、車の鍵を落とした事があったな…) 再び思い出す過去… だが、昨日程切なくはならない。 だから、もっと色々と思い出してみたくなる。 案外… それがしたくて俺はこの公園に来たのではないか、と思えてしまう程に。 (あれは確か夏だった…いや、冬だったっけ…) 木立の中を歩いて行くと、向こうから水辺が見えてくる。 強い日差しの為か、冬だというのに湿った匂いがする。 (それで…ハルヒは何を落としたんだっけ…) やがて、水辺に辿りついた俺は芝生に腰を下ろした。 そして… …あれ? 何だろう。何か妙な感じがする… さっきまで考えていた事が思い出せない。 それどころか、考えていた事すら実感が沸かない。 (な…なんだ?俺は…) 頭の中身を一部分だけ刳り貫かれた様な違和感。 その刳り貫かれた部分は… 『存在の全てが消滅してしまったんです』 再び蘇る古泉の言葉… (畜生、そういう事か…) 存在の全てとは… 目に見える物だけじゃなかったんだ。 おそらく今… 俺の中にある記憶まで失われていこうとしている… これは俺の馬鹿げた憶測なんかじゃない、紛れもない事実だ… 現に俺は今、物凄く冷静で何を悲しむ訳でもなく、何を悲しむべきかも思いつかなくなってしまっている。 ただ…ただボンヤリと残酷な事だと感じるが、どこか他人事の様だ。 (何て事だっ!こんな…こんなのってアリかよ…) これならまだ…死んでくれた方がマシだったと思う。 酷い奴だと思うだろう? でも、『死ぬ』だけなら記憶は残るしモノだって残る。 だから現実のハルヒは消えても、俺の中で永遠に生き続けてゆける。 でも今回のコレはそれすら許してくれない。 もしこのまま、この状態が続けばどうなるのだろう。 例えば、ハルヒがきっかけで知り合った古泉や長門、朝比奈さんの事まで記憶から消えてしまうのだろうか。 いや、それだけじゃない。 ハルヒがきっかけで得たモノはまだまだある。 今の仕事… 結婚当初から夕食を当番制にした為に、ちょっとした料理なら簡単に作れる様になった自分… 高校時代に無理矢理バンドをやらされたおかげで、少しだけ弾けるエレキベース… 挙げ始めたらきりが無いくらいだ。 「どうなっちまうんだ…俺…」 たまらない気持ちになって思わず呟く。 ふと、その瞬間…背後に誰かの気配を感じた。 「…?」 驚いて振り返る。 するとそこには、白いコートを纏った朝比奈さんの姿があった! 「やっと見つけた…」 彼女が今にも泣き出しそうな顔で微笑む。 この様子からすると、昨日起きた全ての事を彼女は知っているのだろう。 「貴方を捜していたのよ…キョン君」 「朝比奈さん…」 「とんでもない事になったわね」と溜め息まじりに呟きながら、俺の横に腰を下ろす。 俺はただ「ええ」とだけ応えて、視線を公園の池へと再び向けた。 「一樹…いえ、古泉君から連絡は?」 「一度だけ…」 「そう…。長門さんからは?」 「何も…」 何かもう少し話そうとするが、上手く喉の奥から言葉が出て来ない。 そんな俺を気遣っての事だろうか。 朝比奈さんは「…そうなの」と呟くと喋るのを止めた。 沈黙に包まれた二人を、季節外れの暖かい風が通り過ぎていく。 俺はもう一度何かを喋ろうとして、先程まで考えていた事を言葉に変えた。 「朝比奈さん…」 「えっ?何?」 「俺は…どうなるんでしょうか…」 「………?」 首を傾げながら朝比奈さんが此方を見るのが判る。 俺は…そのままだ。 「昨日…ハルヒが消えました。おそらく、課長と逢った…つまり接触してしまったからだと思います」 「…ええ」 「その直後に俺は、何とかしなくてはならないと思って、この前の店へ行ったんです」 「知ってるわ。そこで貴方は古泉君から連絡を受けた…」 「ええ。古泉は想定外の出来事だと言っていました。そして、今回ばかりはどうにもならない…と」 「………」 「でも俺は、その時はなんとかなる様な気がしてたんですよ。だから、とりあえず冷静になって職場に戻って…そして、いつも通りに家に帰りました。でも…」 「でも?」 「…家からはハルヒに関係する全てのモノが消えていたんです。 驚きましたよ…そして、悲しかった…」 一瞬、隣に座る朝比奈さんがピクリと動いた気がした。 しかし俺はそのまま続ける。 「それだけじゃない、今日になってハルヒに対する俺の記憶まで曖昧なものに変わってきてしまった… 朝比奈さん、俺は一体…」 「ねえ…キョン君!」 突然、彼女は立ち上がるとこちらに向き直った。 俺は、ゆっくりと見上げる。 「貴方、涼宮さんと初めて出会った日の事を覚えてる?」 「え?…ええ」 「じゃあ、夏に行った無人島は?」 「…覚えてます」 「文化祭の映画は?」 「ええ」 「…そう、解った」 彼女は頷くと、今度はしゃがみこんで視線を俺の瞳に合わせた。 そして、ジッと目を見開きながら続ける。 「…大丈夫。おそらく曖昧になった記憶は最近のもの…ちがう?」 そう言われてみると、そんな気がする。 返事を待たずに更に彼女は続ける。 「おそらく、記憶は新しいモノから消えて最終的にはゼロになってしまうと思うの。 だから、キョン君!今覚えてる涼宮さんの全てを忘れないように頑張って! ううん、少しの間で構わないの。その間に私がなんとかするから…」 「なんとかって…朝比奈さん?」 「私がやらなければならないの!だから…ね?」 彼女は立ち上がると、俺の横をすり抜けた。そして、すり抜け様に「…忘れないでね」と囁く。 「…っ!朝比奈さんっ?」 過ぎ行く彼女から、ただならなぬ気配を感じた俺は慌てて振り返る。 しかしそこには… 誰も居なかった。 HOME…SWEET HOME 最終話・「もう一度、あの頃の様に」へ
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りふ 東日本旅客鉄道 宮城県宮城郡利府町森郷字柱田 JR東北本線(黒磯~利府・盛岡)(利府支線) 新利府←→終点
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もりかみ 名古屋鉄道 愛知県稲沢市祖父江町森上本郷 名鉄尾西線 上丸渕←→山崎
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/5050.html
12月15日名古屋版朝刊 12月15日岡崎版朝刊 12月15日(火) 北九州版(福岡県)朝刊 12月15日 高知版 朝刊 2009年12月15日 大阪版(京都)朝刊 関連ページ 12月15日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事172 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1259162836/535 1面題字下:クロレラ工業(株)(カラー) 途中:YKKap 毎日検定バンク ソニー損害保険(株)(カラー) 下:東海大学出版会 毎日新聞社 (株)日本フローラルアート がくぶん総合教育センター 日本出版社 実業之日本社(3段) 2面下:成美堂出版(5段) 3面下:講談社(5段) 4面:マイヘルス社・マキノ出版 毎日新聞社(5段) 5面下:いきいき(株)(いきいき1月号)(5段) 6面:日本直販(カラー全) 7面下:サンデー毎日(5段) 8面途中:毎日新聞社 10面途中:外為どっとコム 11面下:オリックス生命保険(株)(5段) 12面下:ヤクルト(2段) 13面下:★高島屋★(カラー5段) 途中:全日本氷糖工業組合(ゆず茶・カラー) 14面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株) 吉田化学(株)(千種区) 栄和建物管理(株) アフラック愛知総合支社(4段) 15面下:★オルファ(株)★ 毎日小学生新聞(3段) 16面途中:毎日フォーラム 20面下:★子宮がん検診特集★ くずやクリニック(名東区) すぎしまレディスクリニック(名古屋市中区) 平竹クリニック(名古屋市北区) 金山レディースクリニック(熱田区) 種村ウィメンズクリニック(天白区) 藤ヶ丘レディスクリニック(名東区) おばた産婦人科クリニック(天白区) (医)大雄会(一宮市)(5段) 途中:(医)秋田病院 21面下:カクキュー 安藤建設(株) 茶の高砂園 (有)細田タイヤ商会 中部自動車販売(株) とよはし生活リハビリクラブ すぎた印刷 キマタカメラフォート まるなか米店 かしやま(7段) 22面下:(株)カタナゴルフ(5段) 23面下:八ッ目製薬 (株)グランドギャラリー 毎日文化センター (株)ウェブクルー(3段) 24面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:再春館製薬所(3段) 12月15日岡崎版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事173 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1260883314/71 名古屋版と同じ 12月15日(火) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事173 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1260883314/15-16 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1260883314/18 一面:クロレラ工業(株)(健康食品)”題字下カラー”,長洲産業株式会社 ttp //www.choshu.co.jp/ ”記事中”, ソニー損保(ソニー損害保険株式会社)”記事中カラー”,YKKap”天気予報中”, 実務教育出版,パワー社,イマジン出版,大空出版, 太陽出版,(株)ごま書房新社,青春出版社,光村推古書院”下5分の1” 二面:双葉社,ハート出版”下3分の1” 三面:幻冬舎”下3分の1” 四面:たちばな出版,トラピックス 阪急交通社(海外:台湾縦断)”下3分の1” 五面:いきいき 1月号(発行:いきいき株式会社 )”下3分の1” 六面:(株)世田谷自然食品(東京都世田谷区)(健康食品:通販)“全面白黒” 七面:オリックス生命保険株式会社”下3分の1” 八面:[広告 企画・制作/毎日新聞西部本社広告局] スミセイさわやか介護セミナー 主催:財団法人住友生命社会福祉事業団、毎日新聞西部本社 後援:北九州市、北九州市社会福祉協議会、北九州市医師会、福岡県看護協会 協賛:住友生命保険相互会社北九州支社 ”上3分の2”, つくしの杜八幡 適合高齢者専用賃貸住宅 www.sakuraservice.jp 貸主・事業主:株式会社さくらサービス 仲介・管理:株式会社サンシャイン”下3分の1” 九面:トラピックス 阪急交通社(国内:皆生温泉と出雲大社参拝/ミステリーバスツアー)”下3分の1” 十面:毛利は残った 近衛龍春 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋記事” 十一面:外為どっとコム”記事中” 十二面:サンスター株式会社(エクイタンス ホワイトロジー エッセンス:化粧品:通販)”全面カラー” 十三面:Yakult ヤクルト日和(20)(ヤクルトグループ)”下7分の1” 十四面:はなまる通販 株式会社はなまる生活(大阪市西区)(通販)”全面カラー” 十五面:[広告 企画・制作/毎日新聞中部本社広告局]手作りゆず茶専科(4) 多彩なゆず茶料理 全日本氷糖工業組合([手作りゆず茶]で検索)”記事中カラー”, タカシマヤ通販 高島屋 通信販売 www.shop.takashimaya.co.jp (部分かつら・全かつら:通販)”下3分の1カラー” 十六面:トラピックス 阪急交通社(海外:香港)”下3分の1” 十七面:小豆島ヘルシーランド(株)(香川県)(ジ・オリーブオイルA:化粧品:通販)“全面カラー” 十八面:株式会社クラスタエージェント(福岡市中央区)(カニ:食品:通販)”下3分の1” 十九面:公営レースガイド”中15分の1”, JTBワールドバケーションズ JTB九州(海外:シンガポール)”下7分の1” 二十面:毎日通販(毎日新聞社の関連会社) 静岡県三ヶ日より直送 長坂養蜂場の純粋蜂蜜5本セット”下3分の1” 二十二面:山口・長門湯本温泉「元気が出る朝食」モニター宿泊プラン 長門湯本温泉旅館協同組合 (HP[長門湯本温泉]で検索)”中3分の1右”, [毎日求人情報 MYWAY] 広告申込先「九州大有社、(株)アド通信社,内藤一水社,西行案内,西部毎日広告社」, 毎日新聞販売開発部 西部本部・福岡本部(新聞販売店 経営者募集), メディカルブレーン(株)(社員募集)(北九州市八幡西区), 日本カレット(株)(滋賀県東近江市)(フォークリフト作業、一般作業)”中3分の1左”, サンマリエ株式会社(結婚相手紹介)”下7分の1” 二十三面:きもの買います! 阪本商店(北九州市小倉北区)”記事中”,有限会社親和相互(遠賀町)”記事中”, ジャスト・1(ワン)(小倉井筒屋前店・門司店・徳力店・葛原店), 資格取得・キャリアアップ ヒューマンアカデミー ttp //haa.athuman.com (北九州市小倉北区), 福岡高島易断 神成館総本部(北九州市小倉南区),司法書士法人 MCP 北九州事務所(北九州市八幡西区)”下4分の1” 二十四面:宝ヘルスケア株式会社 TaKaRa健康通販(フコイダンサプリ:健康食品:通販)”下7分の1” 二十五面:日本直販 株式会社総通(通販)”下3分の1” 二十六面:株式会社カタナゴルフ www.katana.ne.jp (ゴルフ用品)”下3分の1” 二十七面:大川温泉貴肌美人緑の湯(大川市大字中八院),株式会社グランドギャラリー, 司法書士法人 Officeはまだ(福岡市中央区),あかひげ薬局, にしてつグループ 2010年西鉄カレンダー www.nag.co.jp/2010calendar.html ”下4分の1” 二十八面:JUSCO・SATY・AEON SUPERCENTER スパー火曜市本日開催(イオングループ)”番組欄中”, FBS開局40周年記念事業「ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡」www.fbs.co.jp/fbsevent/pompei/ お問い合わせ:FBS福岡放送”記事中”, 大幸薬品(クレベリン:日用品)”下5分の1” 全面広告は、6面:世田谷自然食品(健康食品:通販)、12面:サンスター(化粧品:通販)、 14面:はなまる通販(通販)、17面:小豆島ヘルシーランド(化粧品:通販)、です。 通販だけですね。 年末年始の旅行の広告が増えています。阪急交通社は4面・9面・16面に広告を出しています。 12月15日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事173 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1260883314/119-120 一面:クロレラ工業(株) “カラー”、YKKap、毎日検定バンク、ソニー損保 “カラー” 『小野竹喬展』 主催:毎日新聞社、大阪市立美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿 協賛:日本写真印刷、毎日ビルディング 実務教育出版、パワー社、イマジン出版、大空出版、太陽出版、(株)ごま書房新社、青春出版社、光村推古書院 二面:ハート出版 “6分の1”、双葉社 “6分の1” 三面:幻冬舎 “3分の1” 四面:ケフィアグループ 株式会社ケフィア事業振興会 “全面カラー” 五面:マイヘルス社/マキノ出版 “6分の1”、毎日新聞社 “6分の1” 六面:いきいき株式会社 “3分の1” 七面:エコノミスト 八面:オリックス生命 “3分の1” 九面:株式会社やまやの食卓 “2分の1カラー” 十面:外為どっとコム 十一面:大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日フォーラム 十二面:万田発酵株式会社 “全面” 十三面:スポニチ 十四面:DHC “全面” 十五面:『手作りゆず茶専科』 全日本氷糖工業組合 企画・制作/毎日新聞中部本社広告局 加茂繊維株式会社 “3分の1” 十六面:高島屋 “3分の1カラー” 十七面:ヤクルト日和 ヤクルト 十八面:トラピックス 阪急交通社 “3分の1” 二十三面:日本サプリメント “3分の1” 二十四面:たしま耳鼻咽喉科(高知市潮新町)、興和株式会社・興和新薬株式会社、小林製薬 “5分の1” 二十五面:御菓子処 亀屋、土佐海産物 海訪屋、料理民宿 湯浅荘、史蹟天然記念物 龍河洞(財)龍河洞保存会 パークン・パーク株式会社、御菓子司 冨士屋 『長岡郡本山町 今西町政に期待します』 企画・制作/四国通信 “5分の1” 高知県総合保健協会理事長(個人名)、東光寺、吉野川リビング協同組合、本山町森林組合、株式会社とされいほく 農事組合法人 黒松牧場、高橋建築、グローバル警備保障(有)、特産品販売所 本山さくら市、本山育成会しゃくなげ荘 体験宿泊施設 清流館、新進建設株式会社 二十七面:京都通販 “全面カラー” 二十八面:サンデー毎日 “3分の1” 二十九面:京都産業大学 法科大学院、グランドギャラリー、毎日小学生新聞 三十面:毎日フォトバンク、オーバルホール、関西電力、三井住友グループ プロミス “5分の1カラー” 2009年12月15日 大阪版(京都)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事174 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1262964672/382-385 一面:クロレラ工業(株) ”カラー” 大阪私立美術館 ”2色カラー” YKKap ”2色カラー” 毎日検定バンク × ソニー損保 ”カラー” 実務教育出版 パワー社 イマジン出版 大空出版 太陽出版 (株)ごま書房新社 青春出版社 光村推古書院 二面:双葉社 ”6分の1” ハート出版 ”6分の1” 三面:幻冬舎 ”下3分の1” 四面:株式会社ケフィア事業振興会 ”全面カラー” 五面:毎日新聞社 ”6分の1”× マイヘルス社/マキノ出版 ”6分の1” 六面:いきいき株式会社 (新宿区)”下3分の1” 七面:エコノミスト × 夕日ヶ浦温泉 海舟 八面:毎日通販 ”上3分の1”× 加茂繊維株式会社 (グンゼの子会社です) ピアノ卸売センター サンビューロー(株)”下半分”★ 九面:アサヒフードアンドヘルスケア株式会社 ★ 十一面:外為どっとコム 十三面:毎日フォーラム × ロート製薬 十四面:日本直販 ”全面” 十五面:高島屋 ”下3分の1カラー”★★★ 十六面:DHC ”全面”★★★ 十七面:FM802 ”下3分の1” 全国氷糖工業組合 「広告」企画制作・毎日新聞中部本社広告部 ★ 十八面:ヤクルト ★ 十九面:オリックス生命 ”下3分の1”★ 二十面:万田発酵株式会社 ”全面” 二十一面:スポニチ × 二十二面:株式会社ピュール 自然派clubサスティ”全面”★ 二十三面:株式会社やまやの食卓 ”全面カラー”★★★ 二十四面:<求人広告→(株)ピーアンドピー、(株)日経サービス、(株)ホリスティック 医療法人 十全会グループ 京都双岡病院 なごみの里病院、大石愛犬スクール (株)アトラスト、アフラック> <毎日シーピー広告社≪自社≫、毎日広告社≪自社≫、内藤一水社、 (株)宣成社 大阪市中央区、(株)新通 西区西本町、(株)大広関西 北区中之島> 毎日小学生新聞 × <毎日シーピー広告社≪自社≫、毎日広告社≪自社≫、内藤一水社、 (株)宣成社 大阪市中央区、(株)新通 西区西本町、(株)大広関西 北区中之島> EC倶楽部 中高年の山歩き 二十五面(京都):むしすし乙羽 ぎをん梅の井 ★ 近畿運転代行サービス ★ 大原の里 京しゅみ 菰軒 田鶴 水だき 新三浦 (株)フジタ薬局 藤田石材店 ≪こっから映画館上映情報です→≫南座 、労演、祇園会館、東方公楽、TOHOシネマズ二条、 新京極シネラリーベⅠ・Ⅱ、 イオンシネマ久御山、京都みなみ会館 、京都シネマ 1・2・3 、MOVIX京都 、 千本日活(☆獣になった人妻☆初七日に濡れる☆美人添乗員暴走下半身 入場料500円税込み) 二十六面:トラピックス 阪急交通社 ”下3分の1” 二十七面:京都通販 ”全面カラー”★ 二十八面:<あずさ総合司法書士事務所 ミナト司法書士事務所 みまや法律事務所>「広告」企画制作・現代広告社 サンデー毎日 ”下3分の1”× 二十九面:あさひ司法書士事務所 司法書士法人杉山事務所 日本カウンセラー学院 ★ AC 司法書士法人ゆう法務事務所 京都産業大学法科大学院 ★ 三十面:毎日フォトバンク × オーバルホール × 関西電力 プロミス 三井住友銀行グループ ”下5分の1カラー” ×→自社広告 ☆→新規企業 ★→広告復活企業 (記憶違いならごめんなさい) 高島屋、DHC、オリックス生命、ヤクルト、アサヒフードアンドヘルスケア 関連ページ 2009年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業
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新ジャンル「ザルクール」 292 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 00 13 04.82 ID gjlNXt7h0 男「お、その酒、まだ残ってたのか。」 女「ん、高い酒らしいから、一気に飲んだらもったいないと思ってね。」 男「スコッチを少っちずつ・・・」 女「・・・(ジロリ)」 うるせーな、腹筋終わったから保酒ってんだよ、文句あるか! 296 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 00 21 16.11 ID v5v0jnxO0 男「ん、ほれ土産だ」 女「どうしたんだ?こんな立派な西瓜を」 男「いや、今日うちの近所の八百屋に置いてあってな。なんだかお前と食いたくなってな」 女「そうかそうか、これはいい肴だ」 男「・・・・・・西瓜食うのに酒飲むのか?西瓜は西瓜だけで食わないか?」 女「それが意外と合うのだよ。それに西瓜の漬物は格別の肴の一つだよ」 男「まぁ、お前の酒道楽は止めても無駄だろうけどな。俺が買ってきた西瓜だ、たまには俺の言う通りにしてくれ」 女「では、酒は西瓜を食べてから、か。・・・・くくっ、今日は極上の肴がいくつも揃っているな」 ・・・・・・・・西瓜で酒か・・・・試したことある人いる? 297 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 00 21 35.46 ID 04srkArm0 さて全部で20も投下してないのにもうかける気がしない・・・ 難しすぎるだろ常識的に(ry 保守 オヤスミャ 301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 00 26 45.36 ID HrT11dMoO 102の作り直し 女「今宵は満月か・・・」 女「月と二人でのむ酒・・・ククッ、悪くはないな」 ピンポーン 男「おいす。もう呑んでるのか。」 女「先客が居るがどうぞ入りたまえ」 男「…?だれも居ないじゃん?」 女「ククッ、まぁいいさこっちに来て3人で呑もう」 304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 00 37 07.68 ID /zKrs/xf0 女「鹿の乾肉が手に入ったぞ」 男「ほぉ、紅葉か。コレが今日の肴か?」 女「いやいや、コレは単なる演出だよ」 男「?」 女「来た前、ああ、コレを忘れずにね?」 男「碁盤を持っていくのか?」 女「一局しながら乾肉と桑、そして満天の星空を肴に一杯飲もうじゃないか、もちろん南北に陣取ってね」 男「捜神記の北極老人と南極老人か」 女「ああ、もしかしたら寿命を延ばすように頼まれるかもしれないじゃないか」 男「それも風情か?」 女「まあね、面白そうだろう」 310 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 00 58.43 ID HrT11dMoO こうゆう落ち着いた人と飲みたい保守 313 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 01 05 17.94 ID P5/uj9Ln0 保守代わりに。 女「少し、わがままをいってもいいか?」 男「俺に叶えられることならな」 女「そうか・・・じゃあ、背中を貸してくれ」 男「背中?」 女「あぁ、お互いに寄りかかって飲みたいんだ」 男「そんなことでいいならお安い御用だけど・・・なぜ?」 女「理由は・・・聞くな」 ・・・・・・・・・・・・ピトッ 男「美味いな、酒・・・」 女「あぁ・・・」 314 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 06 02.02 ID /zKrs/xf0 女「こんなものを持ってきたよ」 男「ダーツ?」 女「ああ、今日はカクテルを飲みながらダーツと興じようじゃないか」 男「手に持ってるのはウォッカじゃねーか、そんなもの飲めねぇよ」 女「なに、これは私のマティーニ用だよ。第一ウォッカベースでも弱い酒だってあるさ」 男「は?」 女「バックファイアーだよ。こうやって作る」 男「ライター? おお、ウォッカに火をつけるのか、すげぇ」 女「見た目は良いだろう? さて、酔う前に、一投しておこう……おっとブルズアイ。これは幸先がいい」 男「お前、勝てるわけないだろう」 315 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 13 26.33 ID isq80m6w0 女つええwwwww 316 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 21 31.58 ID /zKrs/xf0 314後日談 女「勝利の美酒というのは、予想以上に乙なものだね。病み付きになりそうだ」 男「なんでコイツ途中からウォッカそのまま飲んでるのに、こんな綺麗に投げるんだよ」 女「キミが下戸で弱い酒に酔うからいけないのだよ」 男「いや、お前の肝機能が異常なんだ」 317 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 30 17.06 ID /gkFvItz0 301 http //pict.or.tp/img/8125.jpg 319 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 33 03.37 ID iljCyDgP0 317 なんか男の酒瓶がえらい角度でwwww 320 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 01 35 15.55 ID RG6eqUHU0 ♪酒が飲める酒が飲める 酒が飲めるぞ 酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ 1月は正月で酒が飲めぞ 2月は豆まきで酒が飲めるぞ 3月はひな祭りで酒が飲めるぞ 4月は花見で酒が飲めるぞ 5月は子供の日で酒が飲めるぞ 6月は田植えで酒が飲めるぞ 7月は七夕で酒が飲めるぞ 8月は暑いから酒が飲めるぞ 9月は台風で酒が飲めるぞ 10月は運動会で酒がめるぞ 11月は何でもないけど酒が飲めるぞ 12月はドサクサで酒が飲めるぞ ネタを置いてゆこう 321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 37 18.02 ID HrT11dMoO 寝れないから一発 男「今日は遠くまで来たな。何を見る為にきたんだ?」 女「あの建物を見るためだ。風情があっていいじゃないか」 男「単にでかい廃墟なだけじゃん」 女「分かってないなぁ。滅び行くものの中にも風情があるということを」 女「今日の肴はあれだ」 http //imepita.jp/20070623/052680 322 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 38 49.23 ID gjlNXt7h0 301 いい 324 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 40 33.76 ID iljCyDgP0 321 どこの廃墟かkwsk 325 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 43 48.36 ID HrT11dMoO 324 志免炭坑 http //www.google.com/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fwww.geocities.jp%2Framopcommand%2Fpage060.html&hl=ja&mrestrict=xhtmlchtml&inlang=ja&client=ms-kddi-jp&q=%E5%BF%97%E5%85%8D%E7%82%AD%E5%9D%91 326 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 48 17.63 ID /zKrs/xf0 320 じゃあ俺、全部書いたら寝るわ 女「さて、もうすぐ年明けだよ」 男「お前は、年を酒を飲みつつ迎える気か?」 女「迎え酒と言うだろう?」 男「ソレは二日酔いだ。だが、お前らしいな」 女「なるほど私らしいか、では、年越し蕎麦と除夜の鐘を肴に一杯どうだい?」 男「いいなそれ、てか、初詣には行かないのか?」 女「なに、家でTVを見つつ酒を呷る方が、私らしいだろう?」 男「それもそうだ」 女「それに肴を一人で独占できるのは嬉しい限りだよ」 男「ん? なんのことだ?」 女「キミの苦手な風流の話さ」 327 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 48 32.50 ID IHYvwS290 325 これいいな! インスピがきゅきゅーんときたぜ! 328 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 49 06.01 ID iljCyDgP0 325 ありがとう 329 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 50 15.78 ID ZwM1XB3i0 女「やあ、きたか」 男「・・・よう」 女「どうかな、似合っているかな?」 男「いや、すげえ似合ってるけどさ・・・なんで巫女服なんだ?」 女「神社で巫女のバイトだからね、仕方ないさ」 男「何で急に・・・バイト代が高いのか? 」 女「いや。お金はもらっていないよ」 男「まさか無料奉仕? 世の中、悪い人が良い事しちゃいけないんだぞ」 女「・・・失礼だな、君は。これだよ、これ」 男「酒? ああ───お神酒か!」 女「ふふ。バイト代がわりに少々、ね」 男「安心した。なに無料奉仕なんて酔狂な真似してんだコイツ・・・とか思っちゃったよ」 女「・・・重ね重ね失礼だな、君は。まあいい、バイトも終わったし帰るとしよう」 男「そのかっこで帰るのか?」 女「ああ。巫女服もバイト代に含まれているしね。それに・・・」 男「それに?」 女「酒の肴になるかと思って───君にとっての、ね」 330 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 53 45.07 ID HrT11dMoO 327 328 すまんこっちの方が写りがかなりいい↓ http //imepita.jp/20070623/066790 332 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 01 59 21.44 ID iljCyDgP0 330 とっても見栄えが良いな これを肴に… やめておこう すきっ腹にはよくない 333 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 01 25.03 ID /zKrs/xf0 女「さて、節分……立春だ」 男「柊鰯は飾ったか?」 女「もちろん。さて、鬼の面と炒り豆を肴に酒を飲もうか」 男「豆撒きはしないのか?」 女「風流だとは思うが、ツマミが減るのは勘弁願おう。せめて鳩でも居たら話は変わるがね?」 男「そうかい、それじゃあ鬼に棲まれるぞ」 女「なに、鬼が棲んだら鬼と晩酌を楽しむさ。私と赤鬼、どちらが酒豪だと思う? 実に楽しそうじゃないか」 男「お前ならダントツで勝ちそうだよ」 女「くくっ、キミが見ていたらなおさらね」 男「酒の強さって、人が見てると変わるものか?」 女「ああ、風情があれば酒が美味いように、酔いたくない場では酔わないものさ」 男「俺の前じゃ酔いたくないのかよ」 女「どちらかと言うと、酔えないね。くくっ」 334 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 02 03 47.99 ID P5/uj9Ln0 2月いただきました。 男「お、豆じゃないか?」 女「今日は節分だからな」 男「それじゃ、さっそく・・・」 女「撒くんじゃないぞ?」 男「へ?」 女「それは肴だ。撒くものじゃない」 男「お前・・・節分じゃないのかよ? 風情がないなぁ」 女「ふふ・・・窓が開いているだろう? 耳をすませてみろ」 子供の声「鬼はーそと! 福はーうち!」 男「あ・・・」 女「これが風情で、最高の肴さ。さぁ、楽しもうか?」 335 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 12 47.19 ID /gkFvItz0 330 http //pict.or.tp/img/8132.jpg 336 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 15 07.10 ID iljCyDgP0 335 WOW!!! 337 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 18 08.22 ID /zKrs/xf0 男「おお、本格的な雛人形だな」 女「雛祭りも近いからね? 雛あられと菱餅」 男「生憎だが、3月3日は今日だぞ?」 女「ああ、だから今日も楽しむよ。だが、本来雛祭りは旧暦の3月3日に楽しむものだ」 男「お前はただ単に楽しめる日を増やしたいだけだろう」 女「酷いなキミは。純粋に趣を求めていると言ってくれたまえ」 男「雛あられをツマミに酒を呷りながら言われても説得力ないぞ」 女「そんなことはないさ。コレは趣を求めた結果だよ。ほら、注いであげよう」 男「そういうものかねぇ?」 女「そういうものさ」 339 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 21 24.70 ID cSzXjF2I0 335 女はお猪口、男は酒瓶とか一升瓶とか むしろ男の方がザルに見えもするな だがそれも良い 343 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 31 55.54 ID V+ZwvfoS0 337 女「む、しまった。酒を飲んでる場合じゃないな、早くお雛様をしまわないと…」 男「珍しいな、お前が酒より優先するものがあるとは」 女「そう言われると私がどうしようもない酒好きに聞こえるのだが」 男「実際そうじゃないか。それよりお雛様を仕舞うのなんて明日でもいいだろう?」 女「いやいや。女の子としてそれだけは譲れないね」 男「?」 女「三月三日を過ぎてお雛様を出しておくと今期が遅れるって言うからね」 男「そうなのか?聞いたこと無いぞ?」 女「それは君がオトコだからさ」 男「そうかな?でも迷信だろ、気にすることはないと思うが」 女「じゃあ責任はとってくれるかね?」 男「ぶっ、責任っておま…」 女「くくっ、冗談だ。そんなことより片付けを手伝ってくれないかね?」 女「(ここで逃げてしまうなんて、やれやれ、私も大概臆病だな。)」 344 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 02 40 24.02 ID P5/uj9Ln0 男「お前ってさ、酒で大変なことになったことってないのか?」 女「・・・ふむ、一度だけあるな」 男「へぇ、どんな時だ?」 女「君と出会う前さ。ちょっとしたことがあってね、やけ酒だ」 男「へぇ、お前がつぶれるなんて珍しいな」 女「くくっ、何を勘違いしている?」 男「はい?」 女「飲み放題で店の酒を飲みつくしてな・・・店主が泣いて謝ってきた」 男「それはなんというか・・・可哀想だな・・・」 女「悪いことをしたと思っているよ。さぁ、過去を肴にして、一杯いこうか?」 男「反省していないだろ、お前」 345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 42 23.02 ID /zKrs/xf0 男「なあ、桜の季節にしては遅くないか?」 女「時期外れ? くくっ、ソメイヨシノなら確かにもう少し早い方が見ごろだね」 男「ほう、これは、しだれ桜か」 女「ああ、個人的に7分咲きの今が見ごろだよ。さて、茣蓙を敷いて一杯呷ろうか?」 男「おいっライト消すなって!」 女「なに直になれるよ。この月明かりで飲むから美味いんだろう?」 男「全く、ほら風が強いから上着着ておけ。てか、月もちょっと雲に隠れてるぞ?」 女「月に叢雲 花に風と言うじゃないか。第一――おや? 見事だね」 男「おお、桜吹雪」 女「ほら、こういう方が風情があっていいものだろう?」 346 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 44 58.40 ID HrT11dMoO ちょっとずれるけど みんな小噺投下する時何か方向性きめてたりする? 348 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 02 57 36.65 ID V+ZwvfoS0 346 逆に何か思いついたら投下する。 349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 03 36.21 ID /zKrs/xf0 346 女の好意が見え隠れするように もちろん風情を楽しんでいるだけのSSもあるけど 女「さあ、端午の節句だ」 男「粽に柏餅、鯉幟に鎧兜。酒の肴が多いじゃないか」 女「その通りだ。特に刀はいいね。粽を片手に太刀を眺めながらの一杯。なかなか粋だろう?」 男「だから、酔いながら刃物を持つな」 女「端午の節句くらい許してくれたまえ。ほら、この乱れ波文。ゾクゾクするだろう?」 男「何がいいんだか、武器だぞ?」 女「血を吸う定めにあるからこそ、美しく感じるのだよ。西洋の剣にはない趣だと思わないか?」 男「わかんねぇなぁ」 女「まあ、隣に来たまえ。なに眺めていれば、直に魅入られるさ」 男「はいはい、柏餅片手につき合いますよ」 351 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 14 14.47 ID /gkFvItz0 345 http //pict.or.tp/img/8170.jpg 352 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 17 47.49 ID HrT11dMoO 男「夕立やんできたな。そのうち晴れるだろ」 女「だな。では呑む準備をしようではないか。 雨上がりの空気は澄んでいて綺麗だ」 男「そして澄んだ空気が今日の肴ってことかw少し無理があるがいい考えだなw」 女「いつもより察しがいいな。分かったならそこのテーブルを運んでくれ。」 男「了解っ」 353 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 19 27.21 ID /zKrs/xf0 女「見てみたまえ。いつの間にか青田になっているぞ」 男「おー本当だ。田植え何時の間にやったんだか」 女「まあ、今時手で植えることはまずないからね。仕事が速いよ」 男「で、青田を肴に一杯か」 女「ああ、楽しみだろう? これらが日本酒になるんだぞ」 男「なんかそれ、酒を肴に酒飲んでないか?」 女「この期待する気持ちを肴にしてるといってくれたまえ」 男「はいはい、そうですか」 女「ほら、キミにもこのワクワクを分けてあげよう」 男「甘酒? おっコレは美味しい」 女「くくっ、収穫が楽しみになっただろう?」 354 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 31 43.49 ID /zKrs/xf0 男「何でわざわざこんなところに……」 女「七夕だからな」 男「だからって崖の上か? 意味が解らん」 女「なに上を見たまえ。すぐに納得するさ」 男「?…………すげ」 女「だろう? これが本当の満天の星空という奴さ。それに高いところの方が、織姫達も願いを見つけやすいだろう?」 男「いや、たった十数メートルなら変わらないだろう」 女「浪漫のない男だなぁキミは。ほら、こっちにきたまえ。背中合わせに酒を飲もうじゃないか」 男「はいはい。キツい酒はよしてくれよ」 女「ああ、わかったよ」 356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 42 00.90 ID /zKrs/xf0 男「あちぃ~、だりぃ~」 女「そうか、今は汗を流したまえ。この暑さを乗り越えた先にある風呂とビールが待っているぞ」 男「うが~……そうだ、銭湯行こうぜ。たまにはゆっくりと風呂に浸かりたい」 女「おお、それはいいね。風呂上りに風鈴の音とビールと枝豆。実に風流じゃないか」 男「豚の蚊取り線香と団扇があれば完璧だな。あ~っクーラー我慢するかぁ」 女「そうだね、それがいい。なんだ、君も趣というのが解ってきたのかね?」 男「ん~、とりあえず、今我慢した方が美味い酒が飲めるのは激しく同意できるな」 女「くくっでは、今は風鈴の音だけで我慢するか」 男「ああ、そうだなぁ~」 女「うむ、いい音色だ」 357 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 51 29.24 ID /zKrs/xf0 女「やあ、台風で電車が止まったようだね」 男「ああ、そうみたいだな。こりゃ会社は休みだな」 女「そうかね? 私も有給を取ったよ。では二人で台風を肴に酒を飲むかい?」 男「そうだな。明日に響かない程度なら付き合うよ」 女「そうか、それはありがたいな……おお、一段と強い風だな」 男「何か飛んでなきゃいいけどな。というか、帰るのも大変そうだ」 女「そうだね。けれど安心するといい。台風は後数時間で駆け抜けるそうだよ」 男「まあ、ずっと留まってられても困るけどな」 女「私としてはがんばって留まって欲しいがね? 肴に逃げられる気分だよ」 358 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 03 55 00.23 ID Yo+tEnrE0 ……よく読んでないが、遊ぼうか。 男「よう」 女「よく会うな」 男「ここは何でもあるからなぁ」 女「酒に肴に、それに粋もある」 男「ついでにいい女も、か」 女「ほう、君にしてはなかなかいいことを言う」 男「本心さ。一杯奢らせてくれるかな?」 女「酒を嗜むに、金は要らぬ。持つべきは盃を交わす友と言うことか」 男「スクリュードライバーを」 女「ほう、しかし私はそんなカクテルで籠絡されるほどヤワではないぞ」 男「伊達にレディキラーというわけじゃない。別の意味で、な」 女「……これは、一本取られたか。流石、名に恥じないな」 酒とか詳しくないんだよな…… 360 運動会 2007/06/23(土) 04 06 24.16 ID V+ZwvfoS0 女「ところで男…」 男「駄目だ」 女「まだ何も言っていないのだが?」 男「どうせ酒が飲みたいというのだろう?耳にタコができるぞ」 女「いや缶ビールの一本ぐらい…」 男「女君、俺たちが何に来ているか忘れたのかね」 女「地区の町民運動会だが?」 男「おまえ酒飲んで運動する気かよ」 女「…ねえ、せめて一本」 男「だめだと言ったらだめだ。お前のために言ってるんだぞ」 女「ふんだ、男君のケチ」 361 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 07 42.17 ID Yo+tEnrE0 男「よう、今夜も盛況かい?」 女「ああ、やってるよ。で、その包はどうした?」 男「持ち込みだよ。まあ、なんか気に入っちゃったモンで」 女「どれどれ……シュワルツカッツ。ドイツ産の白ワインだな」 男「可愛いだろ」 女「その言い回しは粋だがな。どうせ、ラベルのことを言っているんだろう?」 男「歳くった黒猫って、お前にぴったりだと思ってな」 女「言い得て妙だがな。しかしよく見ろ。このワインは、まだ若いぞ」 男「おっと、それは盲点だったな」 女「それに、飲んでみれば解るが、シュワルツカッツは甘口のワインで知られている……うむ、鮮烈な果物のような味わいがあるな」 男「相変わらずウンチクが絶えないな。安物だってのに」 女「安いから悪い酒というわけでもない。特にこの酒は……知っているか? 黒猫の腰掛けたシュワルツカッツの樽は、名酒になるといわれているらしい」 男「へぇ」 女「かくして、この酒は名酒となったわけだ。お前の言うとおり、私が年老いた黒猫ならばな」 362 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 10 24.66 ID /zKrs/xf0 女「そこの小学校で運動会をやっているようだね」 男「運動会か、懐かしいな」 女「あの独特の興奮と一体感は、青春時代でしか感じることが出来ないからね、懐かしく思えるものさ」 男「あ、ピストルの音」 女「ああ、あの火薬の匂いも懐かしいね」 男「で、火薬の薫りを肴に飲むのか?」 女「いやいや、子供達の歓声と胸中の懐かしさを肴に飲もうか」 男「それはいいな、ツマミ買ってくるよ」 女「ああ、すまないね。出来るなら出店で綿菓子や林檎飴を頼む」 男「ああ、わかったよ」 363 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 21 12.26 ID /zKrs/xf0 男「ん、特に肴が見当たらないんだが、なにを肴に呑んでるんだ?」 女「神の留守だよ。太陰暦の10月は出雲大社に神々が集まって、留守にするそうな」 男「そんな気分すら肴にするのか」 女「なに、風情というのは心の持ちようで変わるものさ。綺麗だと思うから綺麗になるのだよ」 男「そういうもんか? 何もないのに騒いでるだけじゃなくて?」 女「そういうものだ。だから呑もう。キミと呑めば、肴が増えるだろう?」 男「まったく、仕方がないな」 女「くく、そういいつつも、しっかりと付き合う君は好きだよ」 男「さいですか」 364 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 22 05.92 ID Yo+tEnrE0 男「今日のつまみは、やけに重量級だな」 女「ビールには豚キムチだろう」 男「よくそんなんで、その体型を維持できるもんだ……羨ましい」 女「酒を嗜むためには、如何なる努力をも厭わん。適度な運動をこなした後のビールは、格別だろう?」 男「どれくらいが適度かは知らんけど、スポーツジムに通うわけでもないし、外回りで汗かくくらいしかないぞ」 女「ふふ、ならばこれはやれないな。お疲れなら、もっと染みるような酒がいいだろう。たとえば……店長、彼にあれを」 男「……なんだこれ、花が入ってるな」 女「焼酎に漬けてある。いい香りだろう?」 男「確かに。それにキレイだけど……飲めるのか?」 女「もちろんだ。それは月下美人。なかなか粋な計らいだろう?」 男「なんで?」 女「……ワビサビの解らんやつめ」 男「お、けっこういける」 365 2-1 2007/06/23(土) 04 23 31.15 ID gjlNXt7h0 女「やあ、男。いらっしゃい。」 男「あれ?今日は素面か?」 女「ああ、酒を切らしてしまってね。 年末年始と調子に乗りすぎてしまったようだ。」 女「それで、ちょうど酒もないことだし、今日は休肝日にしようかと思ってね。」 男「珍しいこともあるもんだ。」 女「まったくだ。」 女「しかし、常時飲んだくれていては酒のありがたみも薄れるというものだ。 たまに飲まない日があるからこそ、飲んだときの喜びもひとしおなのだと思うんだ。」 男「そういうもんかねぇ・・・。」 女「そういうものさ。 さ、男。少し外に出るから付き合ってくれ。」 男「おう。どこへ?」 女「駅前の酒屋。今日、飲まなくても明日の分は買っておかなきゃね。」 男「結局それか。」 366 2-2 2007/06/23(土) 04 27 10.67 ID gjlNXt7h0 男「う~、さ、寒い!」 女「さすがにこの寒さはこたえる。 普段は酒で火照ってるからまだいいが、素面だと体感温度がまるで違うな。」 女「・・・さっきの話だけれど。」 男「ん?」 女「飲まない日があるからこそ、酒の良さが分かるって。」 男「ああ。」 女「あれは酒だけに限った話ではないんだよ。」 女「今日みたいな寒い日だからこそ、分かることもある。」 女「・・・・・」 男「・・・・・」 女「君の手があたたかい。」 男「・・・うん。」 女「ふふふ。私がこんなことを言うなんてガラじゃないかな?」 男「・・・いいんじゃねーの?酒も入ってないんだし。」 女「ははは。そうだな。酒も入ってないんだし。」 女「少し遠回りをしていこうか。急ぎすぎてはこの時間がもったいない。」 367 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 29 48.08 ID /zKrs/xf0 女「今日はクリスマス・イブか」 男「ってことは、今日はシャンパンか」 女「ああ、もう買って来たよ」 男「相変わらず酒だけは目がないな」 女「くくっ、しかし、肴が今ひとつ物足りないね。ああ、雪でも降らないものか」 男「ああ、確かにホワイトクリスマスなら、それは風情がある」 女「遠くからベルの音が聞こえるのもまた一興」 男「それもいいなぁ」 女「しかし、寒いね。暖房を付けていても震えそうなくらいだよ」 男「ああ、この調子なら雪が降るかもって、なに呑んでんだよ」 女「む、体を温めようと思ってね」 男「それ今日のシャンパンじゃねーか。呑むな!」 女「仕方がないなぁ」 やっと終わった 寝る 368 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 30 38.19 ID V+ZwvfoS0 343 今気づいたが「今期」と「婚期」を間違えるなんて俺はアホか。 370 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 33 29.99 ID gjlNXt7h0 367 11月は? 368 みんな気付いててヌルーしてあげてんだから今さら自己申告しなくてもwww 371 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 36 35.88 ID V+ZwvfoS0 370 「旧暦十月」が十一月分だと思う。 十一月でネタになりそうなのは新嘗祭とか稲刈りぐらいのものかな? 372 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 38 11.03 ID gjlNXt7h0 ああ、自己解決。 363が11月か。 ID /zKrs/xf0 GJ&乙。おやすみ。 373 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 41 26.13 ID Yo+tEnrE0 男「お、なんか今日はいい匂いがするな」 女「クリスマスだからな。たまには豪勢に、七面鳥の詰め物焼きをな」 男「一人で食うのか?」 女「まさか。今宵、きっと一人で寂しかろう若者がここへやって来るのを予想していたのさ」 男「ありがとよ、こんちくしょい」 女「……しかし勿体無い」 男「ターキーの内臓がか?」 女「……お前のようなニブチンが、よくも女を泣かせないものだ、とな」 男「誰が鈍いって? そういうのが無いわけじゃないんだけど……こういう日まで仕事やってるようなトコだし、気を遣われるのは心苦しい」 女「阿呆め……まあいい。今日は飲み明かそうか。シャンパンを開けてくれ」 男「いつもは進んで開けるくせに……ま、いいか。お前さんと飲むの、嫌いじゃないぜ」 女「奇遇だな。では、聖夜に……」 男「聖夜に食われる哀れな七面鳥に」 女「ムードもへったくれも無いな」 375 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 52 22.28 ID V+ZwvfoS0 320 一月(睦月) 326 329 365-366 二月(如月) 333 334 三月(弥生) 337 343 四月(卯月) 345 五月(皐月) 349 六月(水無月 ) 353 352 七月(文月) 354 八月(葉月) 356 九月(長月) 357 十月(神無月) 360 362 十一月(霜月) 363 十二月(師走) 367 376 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 52 25.97 ID Yo+tEnrE0 男「うお、煙たっ」 女「ん、いい時間に来たな」 男「何で七輪がこんなところにあるんだよ」 女「秘蔵のアタリメだ。いいだろう」 男「まぁ、煙たくてそれどころじゃないんだが」 女「これがいいんだ。この煙たさこそ、七輪。そしてアタリメ」 男「俺にはその神経が理解できねぇよ」 女「あつぅ……うむ、やはり日本酒が合う。この香ばしさに、米酒の香りがなんとも……」 男「オッサンかお前は」 女「ああ、なんとでも言うがいい。この瞬間のために、生きているといっても過言ではない」 男「うわぁ、しょうもねぇ生き甲斐だぁ……あ、俺シシャモね」 女「む、それも美味そうだな」 男「おい、生き甲斐はどうした」 女「時代は常に動いているのだ」 377 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 04 56 13.68 ID gjlNXt7h0 375 まとめ乙。 376 好き。 寝る。ノシ 378 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 05 04 42.69 ID Yo+tEnrE0 男「そういやさぁ。日本酒に合うものって、魚が多いよな」 女「そもそも和食には、肉を使うものが少ないように思えるな」 男「鯖味噌は」 女「日本酒だな」 男「ローストビーフ」 女「ビールかスコッチだな」 男「鮎の塩焼き」 女「日本酒だな」 男「肉じゃが」 女「得意だぞ」 男「……ん、気のせいか、話がそれてないか?」 女「なんだ、もう酔ったのか?」 男「いや、そういうわけじゃないけど……」 女「安心しろ。寝こけてもちゃんと朝には起こしてやる」 385 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 07 05 32.72 ID 8Th/pugRO 前から疑問なんだけども なんで、クールってのはこんな言葉使いなの? 387 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 07 24 15.10 ID 2adXqZqgO 穂酒がてらに…微妙なので勘弁… 女「いらっしゃい」 男「今日は土産を持ってきた。」 女「八海山、越後三山の一つと同じ名か。早速、頂くとするか。肴は…」 男「何か作ります?」 女「いや、結構。肴はもうある。」 男「八海山を想像しながら…ですか。」 女「そうだ。春は若葉、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪化粧…四季移り変わりを思いながらな。」 男「どこの山でも同じじゃないか。」 女「まったく…酒名と同じ山を思うからこそ、意味があるのだよ。」 男「そういう物なのか?」 女「フフッ…そういう物なのだ。まぁ、飲もうじゃないか。君の土産を。」 388 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 07 32 10.47 ID OZlHaSYRO 穂酒 鰹だしの香りはいいものだ と、蕎麦屋の前からネタ振り 395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/23(土) 08 33 38.34 ID 76Jo31GS0 言い忘れたが再開発で以前のような寂しさは あまり無い ttp //www.geocities.jp/hokutoflag1/simetanko.htm 398 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 08 55 24.96 ID PbsPA+0V0 385 3 :愛のVIP戦士 :2007/01/30(火) 22 31 52.27 ID Bklb0JGSO 前から思ってたが、なんでクールだとそういう喋り方になるんだ? 普通に喋ってくるた方が萌える 4 :愛のVIP戦士 :2007/01/30(火) 22 39 15.59 ID 0Fb/jlUM0 3 「クール」な性格が書けないから、記号化してるだけ。 こういう喋り方でしかクールを表せないのは書き手がたんに下手だから。 まあ、読解力皆無のあほの子相手だと、記号化して書いてやらんと伝わらんって面もあるが。 400 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 09 08 03.55 ID zm0d8WHR0 描いた。ついでに呑んだ。 http //pict.or.tp/img/8187.jpg 朝っぱらから何呑んでんだ俺は。。。 401 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 09 09 47.34 ID HrT11dMoO 400 俺が考えてたシチュエーションに似てるね 402 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 09 19 37.38 ID HrT11dMoO 買い物後 男「デパートの中とは違って外は暑いなぁ。いまからどうする?」 女「蕎麦酒で晩酌しながらの蕎麦ってのも季節感が有って良いな。 特に揚げ蕎麦なんかは酒の最高の肴じゃないか」 男「はいはい、じゃああそこの蕎麦屋で晩飯にしようかね。」 なんか違う_| ̄|○ 411 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 11 13 36.26 ID XXDYQV/p0 女「今日は珍しいものが手に入ってな、これを肴に飲もうじゃないか」 男「何?また珍奇なものを手に入れてきたんじゃないだろうな?」 女「なに、大したことはない、ただの魔道書だ。とは言っても現実には魔道書の解説本のようなものだが」 男「お前がそんなファンタジーに興味があるとは思わなかったよ」 女「幻想だの現実だのそんなものはどうでもいいじゃないか。結局、私にとっては肴になるかならないか、それだけだ。 そうだな、なんなら学生時代の君の失敗をいくつか肴にしてもいいんだが」 男「・・・わかった、仕方ない、朝まででも付き合ってやるよ」 女「くくっ、またいい肴を提供してくれるな、君は」 422 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 12 56 22.10 ID XXDYQV/p0 お題でもトウカしてみる? 423 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 12 57 40.48 ID /gkFvItz0 422 男が何らかの上戸 425 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 04 16.03 ID /gkFvItz0 411 http //pict.or.tp/img/8194.jpg 427 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 13 08.30 ID XXDYQV/p0 女「君はいつもいい肴ではあるんだが・・・・・・」 男「うぁ~、ひっく、なんで、なんでなんだぁ!!」 女「新鮮ではあるが、これは対応に困るな・・・・・・・」 パターン.1『泣き上戸』 女「こらこら、いい加減に泣き止まないか。 本当にどうしたらいいんだ、これは・・・・・」 男「うぁ、どうせ俺なんかどうせ俺なんか」 女「!おい、そんな強い酒を手酌・・・いや、ストレートで!」 男「うるさい!! 俺なんかもうどうなってもいいんだ!!」 女「こ、この大馬鹿者!!」 ぱぁん!! 女「どうなってもいいわけがないだろう!! 君がどうにかなったら私がどうにかなってしまう!!」 男「う、うわぁぁぁ、女が叩いた、叩いたぁぁ!!」 女「・・・・・・あぁ、まだ子供のように泣いてくれたほうが可愛げガある。 酒で君が破滅したんじゃ私はこの世の楽しみを全て失ってしまうからな」 男「女・・・すぅ、すぅ・・・」 女「ふむ、酔った人間とは気楽なものだな。 全く・・・・・・人の膝の上で無邪気な寝顔を晒して・・・・・・たまには悪くないかな、こんな手酌酒も」 429 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 25 01.91 ID lp3pm808O 携帯からだとサイズでかくて絵が見えない(T_T) 430 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 26 51.53 ID 0Xw+IpEoO 429 ファイルシークしようよ http //fileseek.net/error_pc.html 432 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 34 59.69 ID HrT11dMoO 飲み屋にて 女「ははは、それはおかしいなぁ」 男「なぁ、そう思うだろ?」 老人「最近は若い人もこの店に来るようになったんだねぇ。」 女「そうですね。雰囲気が好きなんで」 老人「この店はね・・・・空襲から奇跡的に逃れたお店でね。その頃から全然変わって無いんだよ」 女「へぇそうなんですか。おじいさんはその頃からいらしてたんですか?」 おじいさん「そうだね。その頃は―――中略―――と言う訳なんだよ。ではそろそろ帰らせて貰おうか」 女「はい、お気をつけてお帰りください」 ガチャ 男「よく我慢して話聞いてたな」 女「なぁに、自分の知らない時代を生きた人の話を肴にしながら酒を飲むのもまた一興じゃないか」 434 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 13 53 15.42 ID XXDYQV/p0 女「君の笑顔は実にいい肴ではあるんだが・・・・・・」 男「あははははははは、女ぁ、あはあははははははっははははははは」 女「君は飲む酒によって上戸までも変わるのか?」 パターン.2『笑い上戸』 男「あははははははあはははははははははははは」 女「時に男よ、笑っているのもいいが私の話を・・・・・」 男「ははははあははは、あははははっ、はははああははははは」 女「私の話も聞いて・・・・・・」 男「あーっはっはっはっはっは、あははっははは」 女「男、いい加減に笑い上戸にも限度というものが」 男「あはははははは、ははははh」 ゴンッ! 女「はぁはぁ・・・・・・つい、一升瓶で頭を殴ってしまったが・・・・・・・む?以前の私ならこんな状況も肴になっただろうに。 何故私はこんなに不愉快なんだ?」 435 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 10 12.71 ID lW9TD1J1O 429 べっかんこから見たら? 437 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 17 16.53 ID sOsPqKoY0 ……援護 男「どうでもいいけど、お前は酔わんよなぁ」 女「冷める事を言うね。これでも回っているんだよ。足元など、もう怪しい」 男「あ~、そんな言うならわざわざ片足立ちとかするなよ、危ないな」 女「いいじゃないかね。倒れる前に支えてくれる人間が近くにいるんだからなぁ」 男「あんまり期待するなぁ。俺もけっこうやばい。なんつーか、お前に付き合うといっつも二日酔いだ」 女「仕方がないだろう? 酔ってる君は、なんというかこう、可愛いんだから」 男「おまえ、絡み酒だったっけ?」 女「からかってるだけだよ。君はいちいち反応がいいから困る」 男「酒の勢いで押し倒しちゃうかもだぞ」 女「それも一興。酒の良し悪しを楽しむことも経験さ。君は、満足させてくれるのかな?」 男「これだもんなぁ……そんな気分にはならねえよ。ゆっくりグダグダ風に当たってるのがいいんだろ?」 女「ふふ、君らしい。しかしナンだね。その風も少し冷えてきた。悪いが肩を借りてもいいかな?」 男「はいはい、まあその内、暑くなるんだろうけどな」 440 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 33 23.67 ID sOsPqKoY0 女「ふぅ……」 男「珍しいな。ここで溜息なんて」 女「ん、私だって溜息くらいつくさ。悩みの無い人間が居るとでも思うのかね?」 男「なんでオッサン口調なんだよ」 女「まあ、なんでもないよ。ただ、こうして……焼けるような芋の湯割りを、梅干と一緒にいただいていると、こうもなる」 男「だから、何処のオッサンだよ……しかしまぁ、湯割りグラス片手に溜息つくのも、なんていうか絵になるな」 女「将来の夢が、酒の似合う女だからね。なかなか堂に入っているだろう?」 男「まあ俺はコーヒーだけどな」 女「水を差すな。香りが邪魔して情感に浸れないじゃないか」 男「知るかよ。お前に付き合ってたら、帰れなくなる」 女「帰らなくてもいいじゃないか」 男「よかないよ。仕事があるの、仕事」 女「つまらんなぁ……ふぅ」 男「今更ながら、酒臭いなぁ」 442 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 45 56.62 ID XXDYQV/p0 上戸ってあとは何があるだろう? 絡み上戸と怒り上戸しか思いつかない。 443 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 50 11.67 ID sOsPqKoY0 ところで俺のIDを見てくれ。こいつをどう思う? 男「今日は鯖味噌か。居酒屋みたいだな」 女「しかし酒はシェリー酒」 男「合うのかそれ?」 女「もともとシェリー酒は白ワインがベースなんだ。だから魚に合わんこともないのさ」 男「そうなの。でも、食前酒じゃなかったっけ?」 女「固定観念にとらわれるのはよろしくない。多少、辛口だけど、後味がさっぱりとしているからな。濃い味の魚料理を肴に飲むのにいい」 男「つくづく、仕草がオッサン臭いよな」 女「そのうち、気にならなくなるよ。酒を楽しむのに、身振りは要らない。美味い酒と美味い肴があれば、あとは静かでも騒がしくてもいい」 男「ちょっとは身振りに気を遣ってくれ。スカートがはだけてるぞ」 女「むぅ……これは気付かなかった。いいもの見れたな」 男「そういうところが、オッサン臭いというに……」 ネタが無いので、ここいらにて。あービール飲みてぇ 444 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 50 28.03 ID oIu5ChED0 居びたれ上戸 鶏上戸 446 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/23(土) 14 58 30.15 ID 0kDRMc1b0 笑い上戸 PREV 新ジャンル「ザルクール」01_vol02 NEXT 新ジャンル「ザルクール」01_vol04
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登録日:2011/07/11 Mon 21 01 45 更新日:2024/06/30 Sun 02 02 05NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 1993年 KH アニメ キャサリン・オハラ クリスマス クリスマス映画 ゲームも良作 サンディ・クローズ ジャックと愉快な仲間達 ストップモーションの本気 ストップモーションアニメ ダニー・エルフマン ティム・バートン ディズニー ディズニーへのリベンジ ディズニー映画 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ハロウィン バートンの本気 ヘンリー・セリック ホーンテッドマンション ポール・ルーベンス 奇人の巣窟 市村正親 幽霊 映画 続編はゲーム 良作 骸骨 昔々、かなり大昔のこと。君たちが夢で見たような場所だ。 今からお話しするこの出来事は、ホリデーワールドで起こったこと。 ホリデーがどこから来たのか知ってるかな?知らない? では今からその答えを解き明かそう…… \This is Haloween♪/ 概要 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(原題:The Nightmare Before Christmas)は、1993年10月29日に公開されたディズニー映画。 日本では1994年10月15日に公開。 タイトルは、アメリカでよく知られている詩『クリスマスのまえのばん』(The Night Before Christmas)のパロディ。 さらにその根底には、ドクター・スースの絵本やクリスマス特番への愛情が込められている。 原案・原作・製作は『バットマン』や『シザーハンズ』のティム・バートン。 監督はヘンリー・セリック。 なぜバートンが監督でないのかというと、当時彼は『バットマン リターンズ』の撮影で手が離せなかったため、代わりにディズニー時代からの友人セリックが担当することになったから。 そのため、本作はバートンの代表作でありながら監督作でないという、少々特殊なポジションになっている。 そしてタイトルに『ティム・バートンの~』と入れられたせいで、未だにセリックは本作の監督として認識してもらえないことが多いという気の毒なことに……(*1) 本作は後の『コララインとボタンの魔女』と同じく、ストップモーションアニメという技術と、当時の最新のデジタル映像技法の組み合わせで作られたアニメ。 本編の半分くらいが歌で構成されており、歌の中で話が進んでいくミュージカルのような構成となっている。 この企画は、バートンがアニメーターとしてディズニーに在籍していた時に作った詩から始まった。 しかし悲しいかな、当時はあまりにも独特すぎる感性や世界観ゆえに上層部から「いや……子供に観せるにはキモすぎるでしょこれ……」と、一度却下されていた。 しかもその後バートンはクビにされた挙句、この企画もディズニーが所有することになったので手が出せない状態になってしまった。 転機が訪れたのは1990年。バートンは『バットマン』の歴史的大ヒットにより、ハリウッド一の売れっ子監督として大出世を遂げており、企画を買い戻そうとしていた。 逃した魚の大きさにやっと気づいたディズニーも、これを長編映画として映像化しようと彼に提案。 この企画をずっと忘れられないでいた彼は「思い通りに作らせてくれること」を条件に出し、無事その約束を取り付けた。 ショット数10万以上。脚本が中々出来上がらないので曲から作り始めた。当初の脚本家(『ビートルジュース』のマイケル・マクダウェル)は給料をコカインに使いサボっていた(*2)。 ラストシーンの改良を提案された途端発狂し、編集機に当たり散らすバートンetc…… 様々な逸話を持つこの作品は、こうして数えきれないほどの艱難辛苦を乗り越えて完成した。 バートンの思いは、アニメーター時代から数えて10年以上の長い年月をかけてようやく実を結んだ。 しかし、これだけの苦難を乗り越えて完成したにもかかわらず、子供向け試写の評判は最悪だった。 もっとも、上層部に以前「不気味過ぎて子供向けじゃない」と批判された奇抜すぎるデザインや数々のグロテスクな演出(特にトラウマ物である悪役の最期)を考えれば子供が嫌がるのも無理はないだろうが…… そのため作品はPG指定かつ、大人向けレーベルの「タッチストーン・ピクチャーズ」名義で公開された。 結局公開当時の興行収入は、元こそ取れたとはいえかなり微妙なものに。 これには関係者一同大いに打ちひしがれたが…… 世間はこの作品を完全に見捨ててはいなかった… 熱狂的なファンによる布教活動や、時代変遷の甲斐あり、この作品は再び世間から再評価されるようになった。その後本作は様々なグッズ展開がなされ、ビデオやDVDのレンタル数も次第に増加。 作り手達も知らないうちに、本作は長い年月をかけてじわじわと人気を得ていた。 実際、公開から10年以上経った2005年、音楽担当のダニー・エルフマンはバートンと共に『チャーリーとチョコレート工場』の宣伝のために来日した際、おもちゃ屋で本作のグッズが人気を博しているのを見て驚いたのだとか。 そして現在では正式にディズニー作品として扱われ、不動の人気を手にしたのは皆さんご存じの通り。 彼の感性に、ようやく時代が追いついたのだ。 あらすじ どこかにある〈祝日の国〉の一つ、ハロウィンタウン。 ハロウィン当日、ハロウィンタウンの住人達は大盛り上がり。 だが、パンプキン・キングのジャック・スケリントンは、毎年毎年同じことの繰り返しでしかないハロウィンにうんざりしていた。 そんな時、森の奥で不思議な扉の付いた木を見つけたジャック。 その扉の中に転がり落ちた彼が行き着いたのは、暗い雰囲気のハロウィンタウンとは全く違う、陽気で明るいクリスマスタウンだった。 美しい雪景色の中、色鮮やかな電飾で飾られた街全体が祝うクリスマスにジャックはすっかり心を奪われた。 そしてサンタクロースの影を見た彼は、自分達でサンタクロースの代わりにクリスマスを行おうという計画を立てる。 そんな中、ジャックに密かに想いを寄せるサリーは、何か悪いことが起きるのではないかという予感にとらわれていた。 彼女の心配を他所に、クリスマスの準備は着々と進んでいく。 だがジャックも住人達も本当のクリスマスというものを勘違いしている為に、事態はどんどんおかしな方向へと転がって行き……。 登場キャラクター (CVは原語版/吹き替え版) ○ジャック・スケリントン (クリス・サランドン、歌:ダニー・エルフマン/市村正親) 主人公。お馴染み丸顔の骸骨。デザインや動きのモチーフは他にも案山子やクモが入っている。 優しくて紳士的な性格だが怒ると恐い。 誰かを恐がらせることにかけてかなう者はなく、「怖い」ことに価値を置くハロウィンタウンの住人達にとって憧れの的。 しかし毎年同じことの繰り返しであるハロウィンにうんざりしている。 クリスマスタウンに迷い込んだ際に、サンタクロースを見てクリスマスをやってみたいと思い始める。 そして、ハロウィンタウンの住人たちを巻き込んで準備に取り掛かるが、サンタクロースの代わりにクリスマスを行おうと本物のサンタクロースを誘拐させたり、人間界のクリスマスを恐怖の渦に巻き込んだりと、実は主人公でありながら全ての元凶。 思い込みがちょっと激しいことを除けばいい人、じゃなくて骸骨。 原語版では、バートン映画の音楽でおなじみダニー・エルフマンが自慢の歌声を披露してくれる。 彼は自身のバンド『オインゴ・ボインゴ』ではリードシンガーとして王のような存在であるが、それ故に抜け出せないという、ジャックと同じ立場だったために深く感情移入していたという。 しかし歌はともかくセリフは木訥で硬すぎるものだったそうで、セリフ部分はクリス・サランドンに変更された。 この変更の件についてバートンは直接伝えなかったため、エルフマンは相当根に持ったらしい…… ○サリー (キャサリン・オハラ/土居裕子) 本作のヒロイン。密かにジャックに想いを寄せている。 フィンケルスタイン博士によって作られたつぎはぎの人形で、高いところから落下するなどの衝撃を受けるとバラバラになってしまうが、そうなっても縫い合わせれば元通りになれる。 実際、パーツをセルフ縫合するシーンもある。 また、体は一部分だけ分離していても自由に動かせるようで、腕だけの状態で相手をポカポカやることもできる。 博士の束縛に嫌気が差しており、時折食事に一服盛り、彼を眠らせて外に逃げ出すこともしばしば。 住人達の中ではただ一人、ジャック達のクリスマス計画に不安を感じていた。サンタクロースにはハロウィンタウンでは唯一まともな人物だと評される。 映画のラストでジャックに想いを打ち明け、無事結ばれることができた。 ○フィンケルスタイン博士 (ウィリアム・ヒッキー/三ツ矢雄二) 偏屈で体が不自由なマッドサイエンティスト。サリーの生みの親。 彼女のことは家政婦のように考えており、いつも自分の世話をするよう強制している。その為彼女との折り合いは良くない。 頭部を開閉でき、たまに自分の脳みそをいじっている。最後にサリーの代わりとなる新たな人形を作り、自分の脳の半分を移した。 ○ウギー・ブギー (ケン・ペイジ/小林アトム) 町外れの賭博場に住む荒くれ者で、本作におけるヴィラン(悪役)。歌の場面ではかなりの歌唱力を発揮する。 大きな麻袋で出来た体の中には、蜘蛛や百足などの夥しい数の虫がぎっしりと詰まっている。かなりグロい。 「イカサマが得意なギャンブラー」を自称するだけあって自分の欲求を満たすためなら手段を選ばず、住人達から嫌われているのみならずジャックからさえ「ろくでなし」呼ばわりされている始末。 子分達が誘拐してきたサンタクロース、そしてそれを助けようとしたサリーを食べようとする。 意外と手先が器用なのか、彼の賭博場はカッターやらロボットの兵隊やら危険なトラップが満載。 ジャックからサンタクロースとサリーを素直に開放するよう言われるが拒否し、予てから疎ましく思っていたジャックを殺そうとするが、最終的にヴィランの中でも最も凄惨で悍ましい最期を迎えることに。 ちなみに没設定ではフィンケルスタイン博士と同一人物というものがあった。 が、根本的な部分が変わってしまうこの案を知ったバートンはスタジオの壁を蹴って穴を開けるほどブチギレたとか何とか…… そして翌日には壁に「ティムがキックして開けた穴」と書かれ、さらに有名人が開けた穴ということで、その部分は切り取って額に入れられたそうな。 ○ロック、ショック、バレル ロック(ポール・ルーベンス/園岡新太郎)、ショック(キャサリン・オハラ/土居裕子)、バレル(ダニー・エルフマン/松澤重雄) いつも一緒にいるブギーの子分の三人組。ジャック曰く「ハロウィンタウンきっての悪ガキトリオ」。 悪魔のマスクを被っているのがロック、魔女がショック、食屍鬼がバレル。ロックが三人組のリーダーだが実質主導権を握っているのはショック。 ジャックに命じられてサンタクロースを誘拐した。 ちなみにショック役はサリーと兼役。 原語版のロック役は、バートンの長編デビュー作『ピーウィーの大冒険』のピーウィー・ハーマンことポール・ルーベンスが担当している。 ○ハロウィンタウンの住人達 顔が二つある市長に魔女や吸血鬼等、個性あふれる面々。皆ジャックを慕っている。 しかし市長は自分では何も決められないとか……それでも市長なんだろうか? ○ゼロ ジャックが飼っている犬の幽霊。幽霊なのでふよふよ浮いている。人語は話さないが表情豊かで可愛い。 カボチャの形をした鼻は明かりのようになっていて、ソリで飛ぶ際には赤鼻のトナカイよろしく照明の役割も果たしている。 ○サンタクロース (エド・アイヴォリー/永江智明) 丸々と太ったおじいさん。サンタクロースその人。 ジャックにサンディ・クローズ(爪を持つ男)と間違えられ誘拐された挙句、危うくブギーに食われそうになったり、その間に人間界のクリスマスをメチャクチャにされたりとこの作品一番の被害者。 「人には領分というものがある」とジャックを諭す一方で、 自分のしでかしたことを反省した彼を許し、最後にはハロウィンタウンに素敵なクリスマスプレゼントを贈るという懐の深さも併せもつ。 <その他の展開について> キャラクターは知っているしジャックは好きだという人が多いが、映画を見たことがないという人もまた多いようだ。 グッズを買うのもいいが、一度は映画の方もご覧いただきたい。 DVDを買うなら、少し高めだがボーナスコンテンツが豊富な二枚組のプレミアムエディションがオススメ。さらにハマれるだろう。 講談社からは映画のコミカライズ版も出版されている。 また正式な続編であるゲームが発売されている。時系列順に並べると『パンプキン・キング』(GBA)→映画本編→『ブギーの逆襲』(PS2)となる。 ディズニーキャラクターが登場する『KINGDOM HEARTSシリーズ』にもステージや主要人物が登場した。 恐ろしい敵であるハートレスをサプライズの道具として活用しようとしたり、カボチャの爆弾をそこらにバラまいたりと色々しでかしてくれる。 <『ホーンテッドマンション ホリデーナイトメアー』について> 東京ディズニーランドでは、2004年から毎年(*3)行われている期間限定仕様『ホリデーナイトメアー』で彼らに会える。 ハロウィンとクリスマスがぶつかりあって、一体何が起きたのか……? かなり混雑するが、ファンなら一度は訪れてみよう。怪しくも愉快な一味違うホーンテッドマンションが楽しめる。子供達や通常版が怖い人にもオススメ。 この時期は紫のケープを身につけているキャストもおり、ムードを高めてくれる。 例年大体9月中旬から翌年の3が日まで開催されている。時期が近くなるとアナウンスがあるのでチェックしてみよう(*4)。 なお、本家ディズニーランドでもほぼ同時期に開催されている(*5)。 <余談> ハロウィンタウンとクリスマスタウン以外の祝日の扉はハッキリ写っていないため判別が難しいが、設定では以下の通り。 卵:イースター 星条旗:インディペンデンス・デイ(独立記念日) ハート:バレンタイン 七面鳥:サンクスギビング(感謝祭) 四葉のクローバー:聖パトリックデー(*6) 祝日の選出にだいぶ偏りがある気がするが、そこは仕方がない。 ゲームにて明かされた設定では、それぞれの祝日の国にもジャックやサンタクロースのようなリーダーが居るとされる。残念ながら姿は映らなかったが。 またサンタクロースと間違えて誘拐されてきたウサギが登場するシーンがあるが、恐らくイースターの国の住民と思われる。 不気味でアンバランスなバートン独特のキャラデザを立体で表現することには、多くの困難が伴っている。 例えばジャックの手足は原画ではあまりにも細すぎて、2倍ぐらいの太さにしてようやくパペットで動かせる限界ギリギリのものだった。 また、サリーは女性らしい丸みを帯びた体つきだが、足首が細すぎて全身を支えられないため、セリックが靴下を履かせてバランスを取るという案を出している。 人気少年漫画ONE PIECEのスリラーバーク編のキャラは本作が元ネタらしく、デザインや雰囲気が似通っている。 また、同作品の登場人物である道化のバギーは『初期案では「ブギー」という名前だったが、作者がある映画の観賞中に同名のキャラが登場したのを見て急遽「バギー」に変更した』という逸話が存在するが、「ある映画」とは本作の事だと思われる。 バートンにとって最も重要な作品の一つである本作。 それだけに、続編・前日譚・リブートには断固反対しており、「発電所から自分の土地を守っている老人みたいなものだよ。俺の土地から出ていけ!ショットガン持って来い!みたいにね」とまで言い切っている。(*7) 実際、2022年にディズニーへの決別宣言を出したバートンであるが、その原因の一つが、ディズニーからDisney+向けに本作の続編製作を打診されたことと見られている。(*8) しかしそんな中、本作公開から29年が経った2023年に「正式続編」と銘打たれた小説『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス パンプキン・クイーンに栄光あれ』が発売された。同作は映画の直後に起きた出来事を描き、ハロウィンタウンの“パンプキン・クイーン”となったサリーが主人公となっている。 バートンの次なる作品は「史上最低の映画監督」と呼ばれた、映画を愛する人の半生を描いたものだった。 <バートンからのメッセージ> 誰でも自分のすることを、はっきりと意識しておかなくちゃいけないんだろうけど、この映画だけは違うんだ。 僕にとってこんなに特別なものはない。 キャラクターもまったく個人的なものばかりだ。 ときどき、座って絵を描いていても、ふと、何をしているのか分からなくなったりしてね、 それでも絵は描いているんで、これはもう、潜在意識から直接あふれ出てきたようなものだね。 この映画には僕の好きなものが全部つまってる。 ホリディもそうだし(僕はハロウィンもクリスマスも大好きだよ)、 可愛いけれども勘違いばかりしてるキャラクターたち、 ドラマにしても、哀しいことや元気なことも、この映画には全部入っているんだ。 もとを質せば、それはずいぶん長いこと僕のなかにあったものだけれど、 出来上がった映画を見て思うのは…… みんな、愛してるよってこと! 引用元:ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス メイキングブック P165 アニヲタWiki このWikiは 追記・修正に大喝采♪ 参考資料 ボクらを作った映画たちシーズン3 第7話(Netflix) ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス メイキングブック(河出書房新社) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブギーって一体どれが本体なんだろ? 頭陀袋に大量の蟲詰めれば復活するけど -- 名無しさん (2013-12-25 13 15 38) もともとブギーマン自体が形の無い怪物だから形成して意味を持たせたらブギーマンになるんじゃね -- 名無しさん (2014-01-20 16 00 59) ウギー・ブギーの歌は日本語版と英語版、どっちもイケボで惚れ惚れする -- 名無しさん (2014-06-13 22 11 20) ちっちゃい頃から100回(言い過ぎか)くらい見てたから劇中のやりとりとか歌を大体覚えてしまった。いまだに来客が来ると「玄関は会いとる -- 名無しさん (2014-06-21 23 50 57) ↑ミス 「玄関は開いとるよぉ!」って言っちゃう -- 名無しさん (2014-06-21 23 52 10) ブギーの親分に一目ぼれしたなぁ。虫まみれでグロいのに愛嬌がある -- 名無しさん (2015-01-21 22 29 41) 今は全然なのに、子供の頃は何故かゼロが怖かった。多分眼球の無い空っぽの目が受け付けなかったのかも知れない -- 名無しさん (2017-04-09 10 45 51) ジャックの吹き替えの人は篠原涼子の旦那さん -- 名無しさん (2017-12-25 21 49 38) 今見てもストップモーションだってことを忘れるくらい滑らかな動きだよなぁ -- 名無しさん (2019-01-24 19 08 38) 連投ごめん。あとジャックのキャラが本当に好きだなぁ。子供っぽいのに紳士的でちょっとダーティで、吹き替えの飄々とした感じもぴったり -- 名無しさん (2019-01-24 19 13 54) この映画の続編がゲームになってるけど、そっちも出来がいいんだよな。ファンなら是非プレイしてほしい。 -- 名無しさん (2019-06-13 14 04 41) ワンピースのバギーは初期設定では「ブギー」って名前だったんだけど、尾田っちがある時映画を見てそこに「ブギー」って名前のキャラがいたから変えたって話があったけど、たぶんこれ見たんじゃないかな。 -- 名無しさん (2022-09-04 07 24 22) KHだと2から原作の物語をなぞっていくというちょっと珍しい形となっている -- 名無しさん (2022-09-04 07 48 07) ジャックの吹替が市村正親ということに驚いた -- 名無しさん (2022-09-25 16 52 28) ブチギレティム・バートン壁に穴を空けるはわからないでもない、キャラの根底がちがいすぎる -- 名無しさん (2022-09-26 20 17 26) 子供向け試写の評判は最悪だった。 まあ幼児受けはしないビジュアルだろうなとは思う。正直子供の頃ゼロ怖かったし -- 名無しさん (2022-09-27 00 02 21) ↑ 劇場版家なき子の予告と、同時上映の実写版フランケンウィニーと併せてトリプルキルで、見事に幼少期のトラウマになりました -- 名無しさん (2022-09-27 09 28 13) ↑4 市村正親はじめとしてミュージカルシーンのあるキャラの声優は劇団四季の団員で固めてる -- 名無しさん (2022-09-29 00 18 21) ハマる人はメチャクチャにハマって何回も見る 毎年クリスマスに見るのがしきたりになる家庭さえある ソースは俺 -- 名無しさん (2022-09-30 17 12 33) 『サンタキラーズ』というホラー映画の原題も「The Nights Before Christmas」 -- 名無しさん (2022-12-24 10 10 42) なお、実験体の出番は…ありません。アイツはKH2のオリジナルキャラです。滅茶苦茶それっぽいデザインしてるけど。 -- 名無しさん (2023-06-30 11 58 47) ジャックはやっぱり、地獄行きも天国行きも断られた鍛冶屋のジャックその人なんだろうか -- 名無しさん (2023-06-30 15 19 43) ↑ジャック・オ・ランタンの象徴であって本人ではないのでは? -- 名無しさん (2023-06-30 15 25 22) 今日はハロウィン -- 名無しさん (2023-10-31 23 27 38) 去年ぐらいに正当続編って銘打たれた小説が出たよね -- 名無しさん (2024-05-25 15 38 25) インディペンデンスデイのリーダーはリンカーンなんだろうか -- 名無しさん (2024-06-30 02 02 05) 名前 コメント
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ソリッドゴールド(オーストラリア)ソリッド・ゴールド・ジャパン(日本) Solid Gold Health Food for Pets:http //www.solidgoldhealth.com/(英文) 株式会社ソリッド・ゴールド・ジャパン(Solid Gold Japan):http //www.solidgoldjapan.com/ Solid Gold Health Food for Pets 製品:http //www.solidgoldhealth.com/products/(英文) ソリッド・ゴールド・ジャパン製品:http //www.solidgoldjapan.com/item_lists/catfood/ ※ソリッド・ゴールド・ジャパンの脱税が発覚(08年03月31日) 「自然派」ペットフード、輸入元が脱税 容疑で地検起訴:http //www.asahi.com/national/update/0331/TKY200803310177.html 人気ペットフードの販売元が脱税の疑いで起訴:http //pets.yahoo.co.jp/news/n2008040102.html 見られない方のためのミラーは→こちら ※ご注意ください──ソリッド・ゴールド・ジャパンとソリッドゴールドは別会社です。 SGJは本家Solid Gold Health Food for Petsとは一切関係ないというアナウンス:http //www.solidgoldhealth.com/news/ Fraudulent Solid Gold Products in Japan We are sorry to say our former distributor in Japan has been manufacturing an unauthorized version of our product(s) and we have been working through legal channels in Japan to stop their activity. We greatly apologize forany confusion this has caused our Japanese customers. Unfortunately, given the circumstances, and until this situation is resolved, we do not currently have any distributors of Solid Gold products in Japan. 翻訳機にぶちこんでみました@yahoo!翻訳: 日本の中の詐欺的なソリッドゴールドの製品 我々は、日本の我々の旧卸売業者が弊社製品(s)の未許可のバージョンを製造していた、そして、我々が彼らの活動を止めるために日本で法律チャンネルを通して働いていたと言うのが悲しいです。我々は、大いに、これが我々の日本の顧客にもたらしたどんな混乱についてでも謝罪します。残念なことに、状況があれば、そして、この状況が分解されるまで、我々には日本でソリッドゴールド製品の一人の卸売業者も現在いません。 ソリッド・ゴールド・ジャパンから本家ソリッドゴールドとの提携終了のアナウンス:http //www.solidgoldjapan.com/about/persistence.html 食の安全性を追求するために 弊社では、化学合成添加物、原産国不明の原材料の使用、またそれらを使用する工場への発注を避けるためにSOLID GOLD Health Products for Pets社との提携を終了いたしました。 (以下略、続きは参照元で) ※いろいろな情報等は現行スレッドや関連スレッドにてご確認ください。 プレミアムキャットフード専用スレ5:http //hobby11.2ch.net/test/read.cgi/dog/1211675823/ キャットフードあれこれ Part22:http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/dog/1195982904/ もくじ タイトルをクリックするとジャンプします。 プレミアムキャットフード専用スレ1 プレミアムキャットフード専用スレ2 プレミアムキャットフード専用スレ3 プレミアムキャットフード専用スレ4 ソリゴジャパンからどこのフードに切り替える? プレミアムキャットフード専用スレ1 21 名前:わんにゃん@名無しさん 2006/12/17(日) 02 44 13 ID BA2xdvsx 田舎だけどロイカナもナチュバラもソリッドゴールドも普通に売ってるけど 70 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/01/04(木) 15 41 21 ID Yz2q9FY1 SGむしゃむしゃ食べておいしそうだわ~ 125 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/01/28(日) 03 23 37 ID EUrSfCQK (お薦めのプレミアムは?というレスに対して) ザナベレ ワイソン イノーバ ソリッドゴールド エボルブあたりかな俺は 152 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/05(月) 18 55 06 ID O581L1lv [大手通販サイト名]でソリッドゴールドのウエットのツナのパウチを見つけました。 ただし、直輸入品です。正規品と違うのでしょうか? 缶は長期欠品中なので、買えないのです。 204 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/17(土) 03 13 58 ID eFbJZ51G ソリッドゴールド・ブレンドツナ缶がリニュしたね。 216 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/20(火) 22 59 20 ID ZAqqVUTK SGのブレンドツナ。 リニューアルして中身は変わっていないと言ってるが、明らかに血合いが多い。 そして変なとろみもついとる。 リニュ後の商品はどれもこれも良くないね。 217 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/21(水) 01 12 12 ID 4R8Knx4/ ソリッドゴールドのツナ缶にやたらこだわっている人がいるな 218 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/21(水) 08 58 35 ID Kq3bGGuy 217 うちもリニュ前の普通に通販出来るときは使ってたよ。 猫たちも好きだったし。 SDのこだわるのは、日本よりペット用食品の基準が きちんとある国の製品であるということと、 国産にはあまりない、魚系だけど総合栄養食というところが 良かった。でも猫自身が食べることが一番重要だけどね。 221 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/02/21(水) 15 39 30 ID 0GD13oda 218 SGブレンドツナは一般食 253 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/03/10(土) 13 16 08 ID nADKVHaF ソリッドゴールドの疑問 正規代理店のは日本向けに作ってあって 本国のとは別物だと思っているが、 (本国のはチキンミールが入っている) カロリーが違いすぎるので、本国323k㌍/120g 正規489k㌍/100g ソリッドゴールドジャパンに問合せしてみた。 「調べますのでお時間ください」というメールが来て 待つこともう2週間。。。。。。。 254 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/03/10(土) 17 11 13 ID N34yNMXm 本国はMEだからそりの違いでないか 317 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/03/20(火) 00 22 43 ID AzB/Y4g9 ドライとウェット併用してる。 安フードからプレミアムの移行で、ドライはわりとすんなりできたけど ウェットは結構時間かかったよ。 よく食べるのはグリーンフィッシュとソリッドゴールドのツナ缶。 肉系はアニモンダとたまにニュートロ。 他はボツだったねぇ。 ところで、フリント・リバー・ランチを[通販ショップ名]で 買ってる人いる? サンプルは常時在庫してるって言うから800gお試しパック買ったのに 届かん・・・。 しかも近々発送します!みたいなメール来て、 一週間もとうに過ぎましたが・・・。 こんなんじゃ、食いつきよくても常食に出来ないなぁ。 321 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/03/20(火) 01 32 47 ID PwfMfliu ウチもドライ&ウェット併用です。 グリーンフィッシュ、ソリッドゴールドのツナ、 アニモンダ(なんでも)は同じくよく食べます。 ほかではアズミラ(ラム&バーレイ除く)、ディーンズも良く食べますよ。 もっと食べれるウェットがないか、いろいろお試し中です。 341 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/03/24(土) 02 48 27 ID JsmsHFGK 339 食い付きはそんなに気にならないというか好き嫌いがあまりない猫なので。 とりあえずサイエンス・アイムスユカヌバ・ベッツプラン・ナチュラルチョイス・スペシフィック・ ソリッドゴールド・ロイヤルカナンアーテミスは、どれも食いが良いです。 他のでも大抵食べます。 という訳で年寄りの体に良いものって基準でオススメを希望…。 439 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/07(土) 14 26 15 ID zpOwSZb9 ロイカナ、ザナベレのキトンをあげてたが超ダラ食い 小食でダラダラ食べる子なのねと思っていたが アダルトへ切り替えるのにあたり、フードジプシーしてみたら・・・ ソリッドゴールドをバクバク食べる 今までは好きでもないからダラダラ食べてただけらしいorz 475 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/12(木) 18 46 34 ID Xsww5SKO 第一・第二成分までが肉か魚の記載のある プレミアムフードを探しているのですが、 アズミラ・ソリッドゴールド・ニュートラゴールドの他にありますか? 教えてください。 536 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/19(木) 18 10 27 ID HfTCEezj 今までザナベルライト&エレガンス、カントリーロード、ピナクルのミックスで 落ち着いていたのですが、アニモンダを2種購入&あげてみました。昨日から あげてるのが去勢した猫用250g750円くらいの。 食いつきはザナベルライトとカントリーロードが最強だと思ってたのですが アニモンダもなかなかの食いつき。 高いの程好きなの?うちの2匹の兄妹。。缶詰はグリーンフィッシュよりもソリッド ゴールドツナがすきみたいだ。。 588 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/23(月) 19 09 03 ID WqoA+T17 カリフォルニアナチュラル(鶏)アメリカ ソリッドゴールド(羊)オーストラリア もうひとつローテーションに組み込もうと思っていたのが ワンフー(魚) だったんだけど諦める。 無難なあたりで グリーンフィッシュ(魚)イタリアかーーー。 その他はイノーバ(七面鳥)だけどカリナチュとメーカーが被るしなー。 614 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/25(水) 23 06 53 ID iuyjIkIE うちもアーテミス気にいってくれてローテにいれようかと思ってる。 ザナベレも良かったけどこれから暑くなる季節だし・・・。 ザナベレなんか20℃以下で保存だからなー。ソリッドゴールドも 傷みやすいっていうし。冷蔵庫で保存するとやっぱりしけっちゃうのかな? 618 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/26(木) 00 03 19 ID v9fLDIm7 ソリッドゴールド、1.8kgのやつ、10年ぐらい前2パックにわかれれたけど 今も2パックに別れてるかな? 620 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/26(木) 00 21 52 ID iMKUDcJS 618 こないだ買ったけど、2袋に分かれてましたよ。 621 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/26(木) 00 34 48 ID p0XoYYXv ソリッドの正規取扱店を検索してたら 10ポンドのサイズになると外装がなくて ビニール袋にどっさり入って原材料のシールを貼った写真が出てくるんだけど 何が違うんでしょ? 622 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/26(木) 01 35 11 ID v9fLDIm7 620 レスありがとう 1.8Kg袋買ってきます 643 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/04/28(土) 00 53 43 ID m8ecRy3g 今日ソリッドゴールドが届いた。 開けた途端食べた。 余りガツかず、ちまちま食べる子なんだけどびっくり!! うちはイノーバ・エボとアボ、ANFを混ぜてやってます。 他にサンプル頼んだけど頑固なうちの子の口に合うかな? お聞きしたいのですが、うちは給餌量(パッケージ裏に書いてある)を食べません。 体重は変わらず維持しています。 皆さんの猫ちゃんはどうですか? 737 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/14(月) 20 11 33 ID o3wviO7d 三匹飼い。 これまでヒルズをメインであげてたんだけど末っ子が2~3日に一回は吐く。 リコール騒ぎもあるしで一先ずソリッドゴールドに変えたら末っ子の吐き癖は止んだけど 今度は一番上の子が酷い水下痢。色もドス黒い。 これじゃいかんとすぐにヤラーに変えてみたら 一番上の子がほとんど食べない。食べても吐く。 これじゃいかんのでザナベレを購入したんだけどここ読んだら軟便になりやすいなんて…orz ザナベレあげつつ様子見るけど、何あげたらいいものやら。 738 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/14(月) 20 16 56 ID S9FH+s2o 少しづつ混ぜてみたら? 742 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/15(火) 00 06 43 ID wFk52gzP わ、みんな食費高いなあ うちは今ソリッドゴールド1袋半 2000円ぐらい とささみ20本ぐらい 2000円(東急で3本300円ぐらい) 前までアイムスだったので、食費上がったなあと思ったけど、ぜんぜん安いほうなのかw 755 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/16(水) 00 11 03 ID QdqmBisu 去年の11月から2月までロイカナのマチュア27をあげてたのですが、 (雄猫、去勢済み、13歳、室内飼い、雑種) 冬なのに12月~2月の間ものすごく毛が抜けました。 毎日ブラッシングをしてるのですが、生え換わりの時期でさえこんなに 抜けたことがないくらい、全体的に抜けました。 スリスリしたり、クッションにすわったりしただけで、かなりの量の毛が ついていました。 病院に行くと「毛並みはみすぼらしくなってないし、老猫はたまに脳の季節感 の信号が間違って冬でも抜けたりしますよ。」との事でした。 もちろん、血液検査等すべて以上なし。食欲もあり元気でした。 ただ、食べているのに体重は1か月毎に700gずつ減っていたので、 毎月健康診断は行く事にしました。 体重減少については、急激ではないし、数値的にも問題ないので定期健診 しながら様子を見ましょうと言われました。 食いつきが悪くなり、3月からはソリッドに変えたのですが、4月初め頃から 抜け毛が激減(普段通りの抜け毛)!体重も徐々に元通りに(4.7kg)。 ご飯が合わなくての事なのでしょうか?アレルギーとか・・・。 リコール該当会社だけに心配です。 こんな症状でた方おられますでしょうか? 長文失礼いたしました。 756 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/16(水) 02 43 33 ID TZp6KHzp 体重が元通りになったのでしたら 見当違いかもしれませんが、 甲状腺とかのホルモンの検査はされましたか? 老猫に多いそうですよ。 796 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/22(火) 02 19 56 ID gXIFSHr8 793 プレミアムスレでなんだが、うちの猫はカルカンパウチシリーズが一番好きだ。 グリーンフィッシュもソリッドのウェットもワシワシ食べるので単なる魚好きかもしれないが。 口内炎を患った時にウェットを一切食べなくなったことがあるので、長く続くようなら 一度病院に行ってみてもいいかも。 867 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/27(日) 07 30 38 ID xDODpAKJ ソリッドゴールドは話題にのぼらないけど 使っている人、少ないのかな? それともなにか選ばれない理由があるのかな? もしかして結構マイナーなフードなんでしょうか??? 871 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/27(日) 15 55 50 ID qY1/vuJ3 867 ソリッドゴールドは、うちの子に昔食べさせてたよ。 原材料に特徴があって、ハーブか何かの風味で好き嫌いがはっきり別れるらしい。 ちなみにこれに入ってる羊を育てる時に飲ませる水にもこだわっているそうな。 …と、ペットショップに勤めてる従兄弟に聞いたw 今はロイヤルカナン食べさせてるよ。 色んな味を交代させながら。 やっぱ好きな味と嫌いな味があるようで、喰いっぷりが違うwww 874 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/27(日) 20 17 52 ID CjyIKifB 867 うちもソリッドだ ハーブウマー 875 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/27(日) 20 27 57 ID Afbz9bF/ うちのもソリッドはバクバク食べる。 大きさも小さめだからいいのかも。 877 名前:867 2007/05/27(日) 21 56 40 ID ha9ddqB1 871 874 875 情報有難うございます!安心しました。 うちは今回のリコール騒動でソリッドに変えたんですが あまり話題に上らないので少し不安でした。 888 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/29(火) 10 24 18 ID dVdIitfX 猫の好みって色々だなぁw ヤラー・・トロトロ部分が好きでよく食べる グリーンフィッシュ・・・ハーブが好きじゃないようだ渋々 アニモンダ・・・匂いも見た目も美味しそうなのに何故か渋々 グラウ・・・・ターキー缶だけ異常な食いつき大好物 ソリッド・・・フレーク好きなせいかよく食べる 897 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/05/30(水) 01 20 09 ID HTQ1sRT8 887 888 うちのもヤラーのチャンクは好きみたいでたまにあげるけど パテの方はスルーされた。高いのに・・・ ヤラーは全然ウンチ変わらなかったよ。 でもソリッドのツナ缶やったら途端にゆるゆるになった。 味はかなり気にいったみたいだからまたあげていいものか・・・ グリーンフィッシュはめっちゃ血合いっぽい色してない? でもツナみたいな筋肉の繊維もあるし血合いではないのかな? あれはなんであんな色してるんだろう?ハーブ? 911 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/01(金) 20 50 39 ID Sceqn9qe ソリッドゴールドてジャパンのと直輸入のと原材料違うのな ジャパンの方が安心なのかな? 912 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/02(土) 00 53 57 ID m/+Vzc3+ ソリッドゴールドジャパンって、輸入代理店の名前なんじゃないの? まったく正規代理店っていうだけで、内容は一緒だと思っていた。 913 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/02(土) 02 21 56 ID xLRZewsZ ソリッドゴールドって最近原材料に変更っていうか 追加があったけど、それとは別に原材料が違うの? 914 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/02(土) 06 27 03 ID Xp4HHW+W 913 直輸入のヤツにはチキンとか米とか入ってたような 925 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/03(日) 18 02 32 ID M6mM8D4A 923 少し前からアーテミス食べさせてみてるけど、 うちの猫は前より便が若干コロコロになった。 ちなみに前はソリッドゴールド+イノーバエボで 今はソリッドゴールド+アーテミス。 951 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/05(火) 14 57 11 ID neMVR7rJ ワックスはこれがいいとかこれはだめとかいうスレ立ててよ。 スレタイがまったく浮かばない。 ソリッドのリニュ前の缶を買ったけどタイって書いてあったよ。 その辺に売ってるのもタイとかあるけどそれよりは品質いいんだよね? 961 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/06(水) 14 50 17 ID wPwtcnDb 959 明らかな違いは国産のペットフードより明らかに厳しい 基準で作られているらしいこと、副産物などを利用しないこと あたりじゃない。あとは今のところ欧州産のペットフードは リコール対象のグルテン不使用なところど。 でも総合栄養食っていっても、欧州の場合、 ドライもウェットも時々手作りも色々食べて毎日健康! みたいなのが売りだから、アメリカのもののようにドライだけを 延々あげるのがいいのか解らない。 ちなみにうちの猫たちもグリーンフィッシュのウェットは食べなかった。 え、これ、、、みたいな顔をされた。 海外物の魚缶ではソリッドゴールドツナが好きだけど、 国産ならキャラットの懐石が好きなようだ。 モッピー&ナナもまあまあだったけど種類が減っちゃったし、 アニモンダの魚缶もいまいち不人気だった。 973 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/07(木) 03 33 23 ID 5KP0khEw 967 横レスですが、 魚缶は確かに大体どこのもタイ製ですよね。 評判のいいソリゴのツナもタイだし…。 タイ製よりは国産のほうが一般食でも良いのかな? 978 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/07(木) 18 29 16 ID FfjzK25G 子猫のうちに色んな種類(うちはカリカリ)を食べさせて好き嫌いを減らそうと企んだけど、最初から 絶対食べないものと、仕方なく食べるもの、食い付きいいものってはっきりしてて驚いた。 猫ちゃんの好みは2ヶ月でも出るのかな? 大好きなのは、アニモンダ・ザナベレ・ヤラー・アボキャット 仕方なく食べるのは、グリーンフィッシュ・ソリッドゴールド 絶対食べないのは、アズミラ・ユーカヌバ 皆さんの猫ちゃんの好き嫌いはどうですか? やっぱりがっついて食べるのをあげたい♪ 979 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/07(木) 20 13 35 ID 1x5MjTGl 978 うちも、アズミラとアーテミスは全く食べずに砂かけ動作。 ロイカナベビーはちゃんと食べてたけど、もうロイカナ買うのをやめたから、 ザナベレくらいかな、ドライで口にしてくれるのは。 ウェットはヤラーとアズミラ、グリーンフィッシュ、大量買いしちゃった...orz... ナチュバラのターキー缶があるけど、どれも最近美味しくないらしい。 評判いいソリゴを買ってみようかと思案中。 アボキャットって、子猫用ってあったっけ? 981 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/07(木) 21 45 16 ID FfjzK25G 979 アボキャットもソリッドゴールドもヤラー全猫用だったと思います。 カロリー高めだから子猫でも大丈夫そうかな~と。 子猫用だけだと今、選択肢少なすぎる… 獣医さんの指示でカリカリのみって思ってたんですが、ウェットも取り入れた方が バランスとれそうですね! 994 名前:わんにゃん@名無しさん 2007/06/09(土) 12 18 50 ID 5HRAQ9nH 993 (・∀・)人(・∀・)ナマーマ うちは何とかアーテミスとアニモンダ(フォム・ファインステン)に落ち着いたけど、 両方ともすごく好きってわけではない。 この数ヶ月、ヤラー・ソリッドゴールド・アズミラ・ピナクル・サナベレ・グリーンフィッシュ ANF・オーガニクス・ビューティーキャット・イートイート・ジロ吉・マザーなどなど… いくらフードに散財して、何キロ丸ごと捨てた事か…orz 人間は10キロ3,200円の激安米を食べてるというのにw ずっとイノーバを試してみたいと思ってたけど、今の時期はやめておいた方が無難かな。 |▲上へ|→スレ2へ|
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-函館市 郊外 コンビニ 12/22 9:00- 早くも師走は20日を過ぎ、年末に向けて世間は騒がしくなると共にテレビやネット上ではクリスマス一色に飾られる。新年を神社で祝って、お盆にお寺でお参りをし、年末にはクリスマスを祝うこの島国だけの信仰詰め合わせには私も驚いた。だが今は目の前の物に驚きを隠せない。 「なんです…これ」 「サンタの服だね」 バイト先の店長も困った表情でソレを前にして私に説明する。 「なぜミニスカ?」 「発注者の趣味…?」 事務所の机の上に置かれたのはサンタクロースの衣装…なのだが女性用にサイズが仕上がっており、もちろんスカート。ミニスカート。そして添付された紙には「リル君が着るように」とプリントされ、なにか綿密なスケジュールも添えられている。 「なぜ、私が?」 「ほら、適任者他にいないし…」 他の従業員は朝昼は叔母様中心で、夜は社員か大学生がメインなので同年代の女の子はいない。 「学生バイトに普通のサンタ服でいいじゃないですか!!てかなんでコンビニでサンタなんです?宅配ピザやケーキ屋じゃあるまいし…」 「いや、うん、順を追って説明するよ。まずなぜサンタ服なのか、これ着て何するかはここに書かれている通りうちのクリスマスケーキの予約ノルマが達成していないから、これ着て客引きや売り込みをしろってことなんだ。」 「売れてないですね、うちのケーキ」 壁に貼られた【目指せ目標達成!!】と書いてあるケーキの予約数ポスターは寂しいものだ。 「年々コンビニのケーキは売り上げが厳しくなってる。理由としてはネットの普及により人気ケーキ屋や大手百貨店の商品を気軽に買えること、そしてこの住宅街もコンビニが飽和状態であり、どの店も同じ事したらそりゃ売れないよね」 そりゃ工場で作られて各店舗に送られるのより、有名パティシェのケーキをネットで頼んだ方がいいよなぁ。 「だから危機を感じたエリアマネージャーはサンタの恰好をして売り込めと言ってこの衣装とプラカードを発注した、リル君指名で…」 ロッカーに立てかけられてる『ケーキ予約中!当日分もあります!』のプラカードが目に入る。 「なぜ私指名…?」 「私が聞いた限りではシフト時間がちょうどいいのと、褐色っ娘にサンタ服は超かわいいからとか」 「うっわぁ…(ドン引き」 マネージャーに失望した瞬間である。 「ほら、女性が呼び込む方が印象いいからさ」 「人種差別とセクハラで本部に訴えますよ?」 「あー、笑顔でそんな事言わないで!!ちゃんと手当が出るらしいからさ」 「私お金で釣られるほど安くないです」 ツーンと突き放す。 「期間中の食事は食べ放題の費用こっち持ちd…」 「やります。ノルマなんてK点超えて売り上げNo.1にしてみせます」 この娘ちょろい 「なんか言った?」 なんでもないです。 早速着替えるもドンキや通販で販売されてるエロ目的の衣装とは違い、生地はしっかりしており、裏地もふわふわで温かく、なによりインナーはウニョクロのヒートテックなので結構お金がかかっているのか?露出はミニスカート下から専用ブーツまでぐらいで、もちろん白タイツ着用するので生足ではない。 「あら、リルちゃんかわいい!!写真撮らせて!」 噂を聞きつけたのか昼シフトの叔母様たちが押し寄せる。 「下谷さん顔は…」 「大丈夫、スタンプで隠すから」 「あらあら、本当に外国の方が着ると似合うのね」 「新垣さん!?今日休みでは?」 「貴方が売り子で店内を離れるから頼まれちゃってね。いや、こんなかわいい子みられるならおばさん頑張っちゃうわ♪」 昼シフトの叔母様方に写メを撮られながら着替えも済ませ、いざ外へ向かう。 こうしてサンタコスで売り子が決定したのだが、重要なことを忘れていた。 季節は冬、そしてここは雪国だ。 その事実に気づいたのは外に出た瞬間であった。 -函館市 自宅 同時刻- 「これより模様替えをします!!」 「うぇーい」 なんともやる気のない声が黒髪ロングの豊満なバストの持ち主から発せられる。 「まぁ、コタツを出すだけなんですけどね」 「なんで今更コタツなの?」 「コホン、説明しましょう!」 このアパートに引っ越してきてからリビングの暖房はエアコンに頼り切りであった。石油ストーブは満場一致(当時二人)で給油がめんどいとの意見で却下したのでこの家にはなく、特に不自由なく数年過ごしていた。が、住人が一人増え電気代も増してきたために、リビングの暖房を見直し、エアコンの代わりになるストーブとコタツを導入することにしたので現在の模様替えに至る。 「なるほど、じゃあはじめるか」 「まず邪魔になるのでソファを後ろにやってから、テーブルの天板外しますよ」 「あい」 少し埃が舞ったのでイベリコは掃除機をかけ始める。 「この箱の中にコタツ布団入ってるの?」 「そうです。出して梱包解いたら、そこのテーブルにぶわさぁっとかけてくださいね?」 「え?このテーブル電熱線…てか電源もなにもついてないよ?」 「いいんです、お願いします」 掃除機を慣れた手つきでかけながら指示される。 「よいしょっと……これでいい?」 「OKです♪では天板を戻しましょう」 壁に立てかけたテーブルの天板を戻し、電源のないコタツが完成した。コウがさっそく入るも 「電源ないとヒヤッとするなぁ……ケチりすぎじゃない?」 「ふっふっふ……実はまだ完成じゃないんですよ。秘密兵器はこれ!!」 イベリコが取り出したのはアルミダクト?銀色のパイプのような筒だ。 「これをこう!!」 「ほう」 こたつ布団に差し込まれる。以上だ。 「え」 「え?」 可愛く首をかしげるイベリコ 「いや、わからない」 コウは深刻な面持ちで彼女を見つめる。 「さーらーに、併用するのがこのファンヒーターなんです!!」 赤髪の少女はまた箱からごく普通の見た目をしたファンヒーターを取り出した。 「薄くて軽そうだね」 「そうなんですよ奥様!これは軽いのが売りなんです」 「タンク容量小さいのでは?」 石油ストーブにしては薄すぎる。 「このホースを~ こうじゃ!!」 ヒーターから伸びたホースを壁に差し込むとイベリコは電源を入れる。 「うおっ」 なんとスイッチ入れて数秒で点火して暖かい風が送られる。普通の石油ストーブならば点火まで数分はかかる。 「これはガスファンヒーターです。壁にガスのコンセントがあるのでそこから供給され、数秒点火、匂わない、乾燥しにくいのが利点です!そして送風口にこのダクトを近づけると…」 「おおおお、コタツの中が暖かいぃぃぃぃぃ」 「昔からある節約アイテムの一つで、ファンヒーターの送風をコタツに送ることで部屋とコタツを同時に温めるエコアイテム!エアコンも電熱線も使わないので電気代の節約です。そしてガスなので灯油の補充も不要」 「完璧じゃないか!!でもどうして今まで気づかなかった?」 「いや、各部屋にガスのコンセントあるまでは物件情報で知ってたんですが、ガス屋さんに教えてもらうまでガスファンヒーターの存在を知らなかったのです」 ガス会社のチラシに赤ペンで丸印、おそらく営業マンの上手い話に乗せられたのか乗せたのか、安く手に入れてたのだろう。 「いやぁしかし暖かいねぇ……」 「コウ、まだソファの位置戻しとかありますからね?」 イベリコはダンボールや梱包のビニールを引き続き片付ける。 コウはスマホ片手にコタツの奥深くへ潜っていった。 「ほう、あいつ面白い事してんな」 画面のSNSにはトレンドにサンタ服の褐色少女が取り上げられていた。 「そいえばあの子ってコタツは…」 -函館市 郊外コンビニ 11:00- 「あー、帽子に雪積もってる」 降りやまない雪がせっかくの赤い帽子に積もっていく。オートクチュールの頑丈な作りだけあって寒くはなく、顔以外は暖かいものだ。 いざ呼び込みの売り子をするといっても繁華街や商店街ではなく、ただの閑静な住宅街では人通りも少なく、客入りはまばらだ。テスト帰りか冬休みか学生たちの姿は多く見受けれるが、女子生徒は「外人かな、かわいい!!」「写真撮れせてもらってもいいですか!?」と写メを撮り、男子生徒は顔を赤くして前かがみになってそそくさと立ち去る奴らばかりだ。 だがしかし、その学生達も温かい飲み物などを求めてコンビニへ立ち寄っていくので、客寄せパンダの効果が出ているのは確かだろう。企画したエリアマネージャーもバカではない。むしろ優秀な部類であり、彼はバイトから成り上がった実力者だ。これまでもその経営戦略と手腕で数字を出してきたのでこのサンタ服にもなにか意味はあると私は信じてみる。 『Xmasケーキ予約受付中!』の看板を持ちながら雪の降る中灰色の空を見つめる。時間はまもなく正午、お昼休憩の人がジワジワ集まり始めた。近所に住んでると思わしき若い主婦も見られ、皆私を見つめてはかわいい、きれい、女神と声を上げてはスマホで写真を撮る。 「キャンギャルとかコスプレイヤーってこんな気分なのかな…」 精一杯の笑顔で群衆に応えつつもお腹の虫は声を上げた。 -函館市 自宅 13:00- 簡単な昼食も終え、イベリコが後片付けをしているとコタツで新作ポケモンをプレイしているコウから質問があった。 「なぁイベリコ先生や。最近大きな仕事もなく、細かい仕事もない様だが家計は大丈夫なのかね」 洗い物中のイベリコは蛇口を閉めて手を拭くと冴えた声で返した。 「正直仕事がないです。細かい雑務のような物を私がこなしていますが、学生バイトレベルの給料ですから収支つけてるとぞっとします」 「デカイ仕事は皆の命も危険もあるから無理に引き受けてくる必要もないが、以前からの報酬での貯金もある事だし、しばらくは安全に暮らさないか?いつも後方から指示する私が言うのもなんだがさ」 いつもにまして真面目なコウの意見にイベリコも少し表情が暗くなる。 「わかってるつもりなんだけど、できればあの子が日常バイトしたりせず、専門学校とか大学にでも行ければって思うけど、私たちの仕事って当たり外れ・報酬の上下が大きいから安定できない」 珍しく敬語を使わないイベリコはネコの刺繍が入ったエプロン姿のままコタツに入った。 「そうだねぇ、せめてあいつが銃を置いて一般の女の子として生きれる道は作りたいが、本人はドンパチやるのが結構楽しいてか生きがいにしちゃってるのが悲しい」 「私があの子を引き取ったときに定職に付けばよかったのかな……」 「いや、少なくとも今の暮らしのが楽しいからそんな事考えなくていいと思うぞ。定職就かれたら料理も作れない私らは死ぬからな」 「そう言ってくれると助かるよ、コウ」 「お前ひとりで抱え込む問題じゃないよ。あいつを引き取るのに私も賛成したんだから責任は果たすつもりさ」 「ありがとう、でも少しいい仕事の話はありますよ」 「どんな?」 「もしかしたら日本国の青森県は八戸に一時的に住むことになるかもしれません。確定ではありませんが……」 「青森か…りんごかな」 ベランダに積もった雪が落ちた。まもなくおやつの時間だ。 -函館市 郊外 コンビニ 18:00- 夕方になり今日の業務を終えるとすぐに着替えてロッカーにサンタ服を入れる。 「シンプルだけどかわいいデザインだな……」 ハンガーにかけた服を改めて眺めると意外とアリなんじゃないかと思い始める自分がいた。 タイムカード押して事務所を飛び出した。店内も仕事帰りの客で賑わってる様でなによりだがケーキを予約してほしい。 「ただいま」 玄関を開けるといつもと違う暖かな空気が全身を包み込んだ。 「おかえりなさい」 リビングから大天使の声がするので廊下をパタパタと歩き扉を開けると見たことない家具が鎮座している。いや、正確にはTVや雑誌で見たことはあるのだが、生で見るのは初めてだった。 「このテーブルにかけられた布団is何?」 テレビの前はカーペットが敷かれ、リモコンや新聞の置かれるテーブルには布団がかかっている。なんと言うか、トーチカみたいだ…… 「ああ、今日炬燵を出したのですよ。足元から温まっていいですよ」 「足元からって、ソファに座って足先だけこれに突っ込むの?」 「違います。床に…座布団もありますが座って下半身を入れるのです。ソファは少し後ろに下げたのでまぁ使いたいときに」 「床に……確かに土足ではないから綺麗かもしれないが、座るのか……。テレビとかで見るコタツは床が畳だったはずだが」 「そうですね、たしかに畳のが風情もあり、座り心地良いです。が、近年はフローリングも多くなりこの様なコタツスタイルも珍しくないです。兎に角体験してみてください」 「ええ、脚だけ入れるって怖い……」 異国文化ほど怖いものはない。 「歴戦の戦士が何を怖がって」 イベリコのあきれ顔。 「だってこの熱を発する空間に足だけ突っ込むってバラエティー番組の箱に手だけ入れて中身当てるのみたいなもんじゃん!!」 「やはり欧州出身には無理かな」 イベリコ先生に背中を押されコタツ布団をめくり恐る恐る右足を入れる。 ぷにゅ っと弾力のある感触が返ってくる。 「いやあああああああ!!やっぱなんかいるううううううう!!!うぐぁっ」 全力で壁際まで後ずさりするもこけて後頭部から打ち付ける羽目に 「人の胸蹴とばしといてうるさいぞ」 コタツからコウがにゅっと頭だけ出し、まるで蝸牛だ。 「コココココ、コウなにしてんの」 「なにってコタツをエンジョイしてる」 「中真っ暗じゃん。熱いじゃん」 「それがいいんだよ、東欧人」 「全身入れるのはよくないとあれほど言ったのに」 「これも楽しみ方の一つだよ」 「あっあっあっ」 軽くパニック 「ほら、こっちにきてゆっくり入りましょう?」 天使のほほ笑み 「こわくない?」 「怖くない」 「中に野獣とかいない?」 「いないから」 東欧の異端児にして最強の 『リル』 vs 日本の生み出した究極の暖房器具 『炬燵』 突然の実況が始まる 「負けられない戦いがそこにある…」 「コウ楽しそうね」 「だって外人がこーゆー私達しか知らない文化に触れる瞬間って気持ちいい」 まず片足からゆっくり入れ 「おお?」 両足とも入る。 「おおお?」 そして深く体を入れると 「あっ、」 気持ちいい。こんなの体験したことない。 「あぁ^~」 仕事終わりで芯から冷えていた身体だが、足先から優しく熱に包み込まれ、ソレは体全体を暖めていくのを実感する。 「これが……炬燵っ!!」 「堕ちたな」 「堕ちましたね」 夕食はコタツの上にカセットコンロを置いてキムチ鍋だ。 イベコウは後ろにずらしたソファを背もたれにするらしいが、床に座ったことのない私には座椅子なるL字型の椅子が支給された。コウが言うには 「炬燵と座椅子の組み合わせは鉄板」 らしい。正座ができない私には助かる代物だ。 「そういえばクリスマスって皆さん予定は?」 イベリコが鍋に具材を投入しながら。 「ネトゲでぱーりー」 肉を光の速さで奪うコウ。 「シフトかな」 負け時と肉をとる。 「寂しいですね……」 「夜は帰ってくるよ。ちゃんと一緒に過ごしたいからさ」 「本場のクリスマスの過ごし方って?」 肉をほおばりながらコウが質問をする。 「基本家で家族と過ごすが当たり前だよ。こっちみたいに恋人と出かけてイルミネーションなんて邪道だよ」 「へぇ、映画とかみたいに友達とわいわいパーティかと思った」 「クリスマスまでの約4週間を、イエス・キリストの降誕を待ちのぞむ期間として、この期間にはツリーのオーナメントや食材が立ち並ぶ「クリスマスマーケット」が毎晩開催されるから、仕事帰りにホットワインを呑んだり家族へのおみやげにツリーのグッズを購入したりするんだ。ちなみに子供へのプレゼントはツリーの下に置くんだぞ?」 「なるほど」 「そいや、まだキリスト教だっけ?」 そう、私は東欧出身なので家はキリスト教だ。 「いや、今の神は自分だから」 「イベリコ、この子危ない」 「きっと悲しい過去があるんですよ」 「言い方が悪かった。神がいたら今は本当の家族と過ごせてたと思うよ。でも現実は非情だったから神なんて…だから信じるは自分だけなんだ」 「なんか、すまん」 「別にいいよ。少年兵で手作りの罠で野鳥や鹿を捕獲したり狙撃したり、時には熊とも格闘して、捕らえて基地のみんなでBBQしたりあの頃のクリスマスも楽しかったからさ」 「うわぁ…(ドン引き」 コウは表情がひきつる。 「さーって野菜を入れましょうか」 イベリコの話題転換で仕切り直しか? 「具を消化しないと〆のごはんが入らんぞ」 「なんか肉ってかこの赤いのがちょっと」 「じゃあいただきー♪」 「私ってなんてイージーモ-ドーな人生してんだろ……」 「結局、クリスマスはみんなで過ごすことでいいですか?」 「だね」 「じゃあケーキでも」 「うちのコンビニケーキ買って(必死」 「せっかくですから作りますよ。私はお休みですし」 「(´・ω・`)そっかー」 「ちなみに夕食はKFCではなく七面鳥買ってきますよ」 「マジか!!バイト頑張る!!」 「おお、バイトで思い出した。これ見てみ?」 コウがスマホの画面をこちらにかざす 「SNS?トレンド…『外人美少女のサンタコスがヤバい』『コンビニの売り子が本気をだした?』『この天使と会話できるならケーキいくらでも買う』ってこれ私の写真!!!!!!」 間違いなくこの服に青髪なんて私しかいない。時間がたつにつれ、まとめサイトや同人作家達がイラストに描き起こしたり勢いが止まらない。 「おうよ、顔立ちとスタイルと衣装がマッチして今や日本含む全国で騒がれてるぜ?Yahoooのトップにもなってた」 「明日恥ずかしくてバイト行きたくない」 「たぶん朝からファンが待ってますよ?期待に応えないと」 「あーい……」 -函館市 コンビニ 12/24 9:00- 相も変わらず雪がやまないので徒歩で通勤すると朝とは思えないほどにお店は活気づいていた。ニット帽とマフラーに伊達眼鏡で顔を隠して事務所に入ると店長始め普段シフトに入ってないバイトであふれていた。 「おお、来たか。昨日ネットでリル君をが取り上げられて一目見ようと早朝から人が絶えないんだ。シフト時間教えろーとかもうね」 店長は接客で疲れ気味だ。 「しかし予約分のケーキは完売、先ほど本社へ当日分の追加をお願いしたよ。ついでにチキンとクリスマスに売れそうな物もね」 その声の主はスーツをしっかり着込み、銀縁メガネに整えられた髪型、エリートオーラ漂う彼こそエリアマネージャーだ。ここまで見通していただろうし、もしかしたら彼が軽くネットに流したかもしれない。 「こちらはキャンギャルか動物園のパンダ気分です」 「そう不機嫌な顔をするな。売り上げは過去最高だから特別報酬は期待してくれ」 「じゃあ始めますか」 ロッカーから服を取り出し着替えると臨戦態勢に入る。気分は戦闘服に身を通した時のような緊張感に包まれ、やる気が出る。 そして店の外へ出ると地元TV局から野次馬から大量の人だかりが待っていた。 「推してまいる!!」 -函館市 自宅 同時刻- 「さて、私は料理を作るのでコウはツリーの設置と飾りつけをお願いします」 「えー、拒否権は?」 「ないです」 「あい」 イベリコはエプロンを身に着け慣れた手つきで料理とケーキ作りをこなしていく。一方で… 「あれ、このモミの木って本物?」 「そうですよ?譲ってもらいました」 「相変わらず人脈すげーなー」 コウは以外にも器用なので飾りつけをスイスイ進めていく。 「そいや、プレゼント交換とかするの?」 「あの子に例のアレぐらいですかね?」 「じゃあ箱詰めしてツリーの下に置いておくわ」 「お願いね」 小さなカギを小箱に積め、ラッピングを施すとちょこんと床に置かれる。 「喜ぶかな?」 「きっと彼女なら」 -函館市 自宅 19:00- 「た、だいま…」 「おかえりなさい」 イベリコが玄関で出迎えてくれた。 「夕方のニュースで引っ張りだこですよ?」 「スマホにも『お前TVに出てるぞ』ってじゃんじゃか来てた」 「さぁ、クリスマスパーティーの準備はできてますよ」 リビングに入ると立派なツリーに壁には簡単な装飾、テーブルにはイベリコが作った豪華なディナーずらりと並ぶ。 「おおお、労働の後のこれはうれしい」 「準備で疲れた……炬燵から半身出したコウが倒れている」 「おつかれ、着替えたらすぐ食べようぜ。冷えたら勿体ない」 着替えも終わり、席に着くとイベリコが冷蔵庫から酒瓶を出した。 「お前、それって」 「わかります?」 一本10万はくだらない高級シャンパンだ。これで乾杯しようってのか? 「あけますよー」 PONっときれいな音を立て、コルクが飛ぶとほのかな甘い香りが立ち込める。各グラスに注がれると 「では、ささやかではありますがクリスマスを楽しみましょう!メリークリスマス!」 「「メリークリスマス!!!」」 三人のグラスかカチンッっと甲高い音をたて、聖夜の時を刻んでいく。 「そいえばこの箱は?」 ツリーの下に置かれた手のひらサイズの小箱 「開けてみるといいですよ」 梱包をきれいに開けるタイプではないので雑に破ると 「んー?六芒星のカギ?」 「私とコウからのクリスマスプレゼントです。もっと大きなのにしたかったのですが…予算が」 「物は?」 「ミニの隣に」 「あの昨日から置かれてたスバルVIVIO RX-Rか!!」 軽自動車だが4気筒DOHC スーパーチャージャーと他とは違う。 「そうです、以前から通勤用の車が欲しいって言ってたので、中古ですが探してもらって貴女好みに仕上げました。4WDモデルなのでこの時期はミニより役立つと思います」 普通車がよかったが貰っておいて文句を言えない。予算と我が家にもう一台はこれが限度なのだろう。むしろ軽自動車でも実用性と遊び方のポテンシャルが高い車なので喜ぶべきだ。 「イベリコ大好き!!」 ふかふかのボディに抱き着いて顔をすりすりさせる。 そのふわふわの赤髪からは落ち着くいい香りがした。